公開日:2023年 2月 9日
更新日:2026年 1月11日
本日は腰椎椎間板ヘルニアについて解説させていただきます。
☆本記事の内容
銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。
このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。
椎間板は背中の骨と骨を結ぶものです。中心部にはゼリー状の髄核という組織があり、その周りを丈夫な線維輪という組織が包んでいます。椎間板は椎体間の上下方向への荷重や椎体間の可動性に対するクッションのような役割をしています。
椎間板ヘルニアは椎間板に過剰な力が加わることによって椎間板の線維輪が破れて、中にある髄核が外に飛び出てしまう状態のことです。
飛び出てしまった椎間板組織が神経を圧迫したり、神経に炎症を引き起こしたりするため、椎間板ヘルニアでは神経が関係している場所に痛みやしびれを感じます。
高齢者よりも20代から40代にかけての比較的若い男性に多く発症します。長い時間前かがみや中腰の姿勢を続けたり、重たいものを急に持ち上げたりしたときなどに発症のリスクがあります。
椎間板ヘルニアでやってはいけないこと
腰椎ヘルニアを改善するためには、正しい姿勢と動作の習得、適度な運動、ストレス管理も大事です。無理のない範囲で生活習慣を見直し、症状悪化を防ぎましょう。
・お悩みの症状
腰椎ヘルニアによる腰痛、左臀部の痛み、左足の痺れ。
・今日の調子
今までに比べたら腰の痛みは落ち着いてきていて、薬を飲む回数も4回が2回で落ち着いているが、横になった時の左の臀部の奥の方の痛みから左足の痺れは残っている。首も痛いより重い感じがあり、この1ヶ月に何度か吐き気を伴う頭痛があった。
・他の場所の症状
両踵が足底筋膜炎なのかすごく痛い。冷やしたりしているがジンジンしてなかなか歩けない。歩行を庇うため腰が痛むという悪循環が起きている。踵全体が炎症が起きている感じで、体重をかけると痛い。痛みを庇うことで変な歩き方になり、より痛む。
状況はすごく良いです。前は上向くと首が痛く体を倒してもお尻や腰が痛かったという訴えでしたが今はそのサインが腰を反って左腰が痛いという1個になったため、それが良くなればお尻の痛みが取れます。
今回の症状は1つの部位だけではなく、さまざまな箇所にある痛みを取ることが必要です。腰を反って痛いのがまだ残っているためまだ辛いと思いますが状況は残り3割です。
吐き気を伴う頭痛は腰からきているため腰が改善することで頭痛も改善します。踵は時間が経っても引いていないため問題です。今回の施術は腰を中心に鍼をし、電気の鍼も行ながら、吐き気や歩行の問題の改善を図っていきます。
悪いサインが消えていて経過は良好です。残りの3割は左腰とお尻です。腰を反っても痛くなくなると相当楽になります。ただこの症状の難しいところが、お尻の痛みが取れると足の痺れも改善するのですが、完全に改善するには腰、股関節、お尻が安定しないとダメなことです。
イメージは正座です。正座して足が痺れると正座をやめても痺れが取れるまでタイムラグがあります。足の痺れは片足だけ正座しても取れません。そのように1つの原因を取り除くのではなく全てを取り除かないと痛みの原因は無くならないのです。
Aさんの場合悪いところは9cmのところにあるためそこを抉っていきます。中の筋肉を切り刻まないといけません。悪いところにコラーゲンが集まってケロイド化した筋繊維ができることで痛みが出ます。
踵の痛みはだいたい骨の膜にくっついている神経が興奮して起こるため、その骨の膜に鍼を入れていきます。
Aさんには今回の施術で、3年間お尻が痛いと色々なところで言い続けていてもイマイチどこが悪のいのかよくわからない状態でいたけれど、鍼を刺してもらって自分の中で痛い場所を納得できたと言っていただきました。9cmの鍼を刺すことで深い場所にあったことがわかったのです。
マッサージもそうですが普通に押しても1cmしか入らないため9cmは手術レベルですごく深いです。
本日は悪いところの2箇所をみっちり行いました。腰を反って痛みがなくなったので悪いところにだいぶアプローチができました。あと3回くらいで改善する見込みです。