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更新日:2021年 5月 15日
本日は黄色爪症候群について解説させていただきます。
☆本記事の内容
銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。
このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。
黄色爪症候群は、爪が伸びるスピードが遅くなったり、爪が黄色のような色を帯びたりする症状のことです。
黄色爪症候群以外にも爪が黄色になる病気は存在しています。しかし、黄色爪症候群の場合は他の病気と違い、爪だけに変化が起こるのではありません。黄色爪症候群は、脚などのリンパの浮腫や、胸水が症状として起こります。
黄色爪症候群では、爪が全部、黄色のような色を帯びます。さらに、爪が伸びなくなります。
爪白癬の場合は、爪全部に起こることはとても珍しいことです。基本的に爪の全部には起こることがないのです。しかし、黄色爪症候群の場合、爪の全部に黄色味がでます。
黄色爪症候群は原因不明のことが多いです。いまだ原因がはっきりとわかっていないのです。
単に爪が黄色のような色を帯びるだけの場合、タバコやつけ爪を使うこと、栄養不足などが原因のこともあります。
現在、黄色爪症候群の原因として考えられているものの1つは、リンパ系のトラブルです。どの病気が原因であるかということは、判断することが難しいです。
リンパ系のトラブルだけでなく、他にも原因と考えられている病気があります。慢性の副鼻腔炎や慢性の気管支炎、気管支拡張症や膠原病、腫瘍随伴症候群などの病気です。このような病気が黄色爪症候群の原因として考えられているのです。
黄色爪症候群の症状は、黄色味を帯びた色の爪、リンパの浮腫、胸水などの呼吸器の病変の3つの症状があります。しかし、初期症状でこの3つの症状が全部揃って現れることはありません。
黄色爪症候群で多い症状は、爪が黄色味を帯び、厚くなって巻爪のようになることです。爪の発育が遅くなり、爪が伸びなくなることも非常に多いです。
また、爪甲剥離症になることも多いです。リンパの浮腫の症状は、特に下肢に認められることが多く、胸水は1度溜まってしまうと繰り返して起こす傾向が高いです。
気管支拡張症や慢性副鼻腔炎などの病気が黄色爪症候群の原因とも考えられています。そのため、そのような病気を合わせて起こすこともあります。
黄色爪症候群の人の中には、免疫不全疾患や甲状腺疾患、ネフローゼ症候群などを合わせて起こすこともあります。
黄色爪症候群の改善に、確立された方法はありません。他に病気がない場合は、基本的に症状を和らげることを目的に改善を行います。
方法としては、塗り薬やステロイド薬の注射、ビオチンやビタミンEを含む内服薬などを使用する方法があります。
原因として他の病気が考えられる場合は、黄色爪症候群を完全に改善することが難しくなります。そのため、原因となっているの病気を改善することが重要です。
黄色爪症候群を起こしてしまった場合は、内臓のがんや糖尿病を合わせて起こしてしまうこともあります。そのため、改善を行うときから注意することも重要なことです。
改善を行う期間は長い期間に及ぶことが多いです。病院に長い期間通って改善を行っていく必要があるのです。
人によっては20年以上という長い期間、黄色爪症候群になっていることもあります。
爪が黄色く変わってしまう原因は不明のことが多く、色々な原因が考えられます。原因が病気の場合は、どの病気が原因となっているかを判断することは難しいことですが、原因となっている病気を改善することも黄色爪症候群を改善するためには必要なことです。
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