公開日:2021年 9月23日
更新日:2021年 11月 1日
本日は心因性難聴について解説させていただきます。
☆本記事の内容
銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。
このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。
心因性難聴の原因は、精神的なストレスです。強いストレスや不安を抱えている時におこります。家族や友達など周りの人との人間関係のトラブルなどが原因となって起こることが多いです。
心因性難聴が起こりやすい性格は、幼児的性格や依存心が強い性格です。
最近、日本では、学童期の子供の心因性難聴が増えています。これは、家族や友達や先生との心理的葛藤や学校や家庭の環境によるストレスが原因であることがほとんどです。ストレスや葛藤から逃げるために難聴が起きるのです。
心因性難聴の症状は、両側に突然現れます。特徴は、聴力を調べた結果からわかる難聴の度合いに比べて、日常会話にあまり支障がないということです。
心因性難聴では、器官に障害が起きているわけではありません。そのため、実際は音は聞こえていますが、脳で音を感じることができない状態になります。
学童期の心因性難聴の場合は、自分自身で難聴に気づいておらず学校などで調べた時に発見されることもあります。
心因性難聴の改善方法は、原因となっているストレスを軽くすることです。まずは聞こえに関する器官には特に障害が起きていないということを自分も家族などの周りの人も理解をすることが必要です。
定期的に聴力を調べて様子を見ながら原因と考えられる精神的ストレスを軽くすることが大切です。原因となっているストレスがわからない場合は、まずはストレスの要因を見つけることが大事になります。
必要な場合は、精神科などに行き相談して改善を進めることもあります。
心因性難聴は、明らかに原因が精神的ストレスである難聴です。意図的に難聴を装って起こる難聴もあります。その場合は、心因性難聴ではなく詐聴と言います。
詐聴の場合は、改善を行う必要はありません。
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