公開日:2021年 1月29日
更新日:2021年 5月 15日
本日は知的障害について解説させていただきます。
☆本記事の内容
銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。
このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。
知的障害の症状は個人差が大きいです。少し話をしたくらいでは障害を感じない人も多いです。
しかし、自分の状況や抽象的な表現の理解が難しかったり、経験したことのないことや突然の状況変化へ対応することが難しかったりする人も多いです。
障害の程度や苦手なことなどによってサポートの仕方も様々です。
多くの場合、知的障害の具体的な原因を特定することはできません。一般的に知的障害の原因と言われていることは、脳の成長と発達が障害を受けることです。
脳の成長と発達が障害を受ける原因になることが何かということは明らかになっていません。
知的障害の原因になる病気や環境の条件は色々あります。原因の一部は遺伝です。妊娠する前や妊娠している時に起きることが原因のこともあります。また、妊娠中や分娩中、生まれた後に起きることが原因のこともあります。
ほとんどの知的障害がある子供は、幼稚園や保育所に通う年齢になるまでは症状が特に目立つことはありません。
子供が小学校や幼稚園、保育所などに通うようになってから周りの子供に比べて発達の程度が遅いことに気がつくまで、障害に気が付かない親も多いです。多くの場合は親が言葉の発達の遅れから気がつきます。
知的障害がある子供は、単語を話し始めたり、単語をいくつかつないで使ったり、完全な文章を話したりする時期が遅いことが多いです。
また、行動したり言葉を使ったりする能力が足りないことが原因となり、社会性の発達も遅れることがあります。
知的障害の子供にとって1番良い改善方法は、色々な職種の人がいるチームでのケアを受けることです。知的障害の可能性がある場合、なるべく早く子供に合った改善の計画を作ります。
家族を支えることも必要です。家族全員で改善に関わることができることが重要なのです。家族も含めて、子供が得意なことも苦手なことも全て考えた上で計画を立てる必要があります。
知的障害のある子供が過ごす環境は、自宅が1番良いです。しかし、障害が重く複雑な場合は、自宅で支えることが難しいこともあります。
重い障害がある場合は、自宅で日常生活を送るために、大きな支えが必要になります。このような場合は家族に心理的な支援も必要です。施設などを利用したり、他の人の助けを借りたりして周りが協力することが大事です。
知的障害では以下のような行動が見られることが多いです。
・学習して技能を身につけることが困難である
・物事を柔軟に考えて対応することが困難である
・人とコミュニケーションを取ることが困難である
・自分の行動をコントロールすることが困難である
・食事や身支度など身の回りのことを自分でできるようになるまで時間がかかる
などです。
知的障害の子供は、同年代の子供と比べて日常生活を送る上で支えや助けが必要になることが多いです。
自立して自分で自分のことをできるようになるまでには、長い期間かかることも多いため、長期間周りが助け、支えることが重要です。
11時から21時
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