公開日:2021年 7月11日
更新日:2021年 8月 5日
本日は硝子体出血について解説させていただきます。
☆本記事の内容
銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。
このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。
硝子体出血の原因は様々です。中でも1番多い原因は、新生血管から出血することです。
新生血管は、眼の病気などで周りの血管がダメージを受けて必要な量の酸素や栄養が網膜に届かなくなった時、栄養を網膜に届けるために体が作る新しい血管です。新生血管はもろく破れやすいため、出血につながってしまうのです。
新生血管が網膜の中に入り込んだ状態で血が出ると硝子体出血が起こります。
他にも、眼球の周りの外傷や後部硝子体剥離、網膜裂孔、網膜剥離などが原因で硝子体出血が起こることもあります。
硝子体出血の症状は、出ている血の量によって違います。
血の量が少ない場合に現れる症状は、飛蚊症です。血の量が多い場合は、硝子体が濁り光が網膜に届きにくくなります。そのため、症状として霧視や視力低下の低下が現れます。
網膜剥離や網膜静脈閉塞症などの大きな目の病気が原因で出血が起こることもあります。この場合は、失明する危険もあります。
硝子体出血の改善方法は、硝子体の手術です。手術によって眼球の中の出血によって濁ったところを取り除くのです。
硝子体出血では、早めに出血を取り除くことと、原因となっている病気がある場合は原因となっている病気の改善をすることが大切です。
出血が少ない場合は、硝子体の中に入った血液が自然に吸収されるまで待つこともあります。しかし、網膜剥離がある場合は、非常に緊急です。失明する可能性もあるため、できるだけ早く手術を行う必要があります。
手術の技術が進んでいない時、硝子体出血は放置して吸収を待つことも多くありました。しかし、硝子体出血の原因となる病気には、早く改善が必要なものも多くあります。
緊急性のある場合は、放っておくと失明する可能性があります。さらに特に病気がない場合でも硝子体が濁ってしまうと視力障害が残ることも多いです。早めに病院に行き改善に取り組むことをお勧めいたします。
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