公開日:2022年 2月23日
更新日:2022年 5月30日
今日はコロナうつについて解説させていただきます。
☆本記事の内容
・コロナうつとは
・コロナうつの原因
・コロナうつの症状
・コロナうつの改善方法
・コロナうつのまとめ
コロナうつは、新型コロナウイルスによって日常生活や環境が変わることがストレスとなり、うつ病の症状が現れることです。
コロナうつは医学的な定義があるものではありませんが、新型コロナウイルス感染症が流行し、その不安によってうつ病を発症する人が増えていることからよく言われているものです。
新型コロナウイルスによって自粛をしたりリモートワークに変わったりする環境の変化が起こることや、感染に対して不安になったり報道によって不安を感じたりすることによってうつ病のような症状が現れるのです。
コロナうつの原因は、新型コロナウイルスによるストレスです。新型コロナウイルスが長引いていることによって、日常生活や環境が変化し、色々な不安やストレスを感じることによって発症するのです。
新型コロナウイルスがどのようなものなのか分からないウイルスであることに対して大きな不安を抱えてしまったり、思うように外に出ることができない生活になったりすることでストレスが過剰な状態になってしまうのです。
ストレスをどのくらい感じるかどうかは人によって大きく違います。感染症の拡大によって不安となり、自宅に引き篭もる生活をしている人は大きなストレスを抱えていることが多いです。
ストレスが溜まると、コロナ疲れの状態になり、コロナうつになるのです。
コロナうつの症状は、色々あります。うつ病のような症状が現れるため、人によって症状が様々なのです。多くの人は、常に気分が落ち込んでいる状態になったり、イライラしたり、悲観的になったりする状態が見られます。
睡眠障害や頭痛、下痢や便秘などが現れることも多いです。さらに、やる気が出なかったり、仕事に行きたくなくなったりすることも多くあります。
コロナうつの改善方法は、基本的にはうつ病と同じです。ストレスの原因に対して行うアプローチと、現れる症状に対して行うアプローチがあります。
さらに、原因となるストレスを上手にコントロールすることも非常に大事になります。そのためには、生活習慣を整えることが効果的です。栄養バランスの整った食生活をし、質の良い睡眠をとりましょう。
さらに情報に惑わされて不安になることが多いため、的確な情報を得ることも大事です。
新型コロナウイルス感染拡大によって、環境が大きく変わったことによって一時的に心が不安定になることは多く起こることです。 2週間以上不調が続く場合は、病院に相談に行くことをお勧めします。
コロナうつは社会人だけではなく、特に大学生に与える影響も大きいと言われています。多くの大学で行われているオンライン授業では、一人暮らしの学生の場合、孤立を感じることにつながり、大きなストレスになることも多いです。
一日中家にいることによって、生活リズムが乱れ、飲酒や喫煙の量が増えることにもつながる可能性があります。また、学業や経済的なことに対して不安になることでストレスを感じるケースも多く見られています。
コロナうつは、医師からのアドバイスなどを聞くことで症状が軽くなることも大いに期待できます。
・労宮
・心兪
・厥陰兪
労宮はストレスによって心が疲れている時に効果を発揮するツボです。労宮を刺激すると血流が良くなるため、体のいろいろな部分に酸素を届かせることにつながります。
そのため、自律神経が整い、心の疲れを和らげてくれるのです。イライラしたりストレスを感じたりする時に刺激することがおすすめのツボで、コロナうつのストレスを和らげるためにも役立ちます。
心兪は、心の気が巡り体表に現れる場所として考えられたことが名前の由来であると言われているツボです。
そのため、心兪は循環器系の症状に対して効果を発揮します。動悸や息切れ、のぼせや胸の痛みなどの症状がある時に使われることが多いのです。
他にも、ノイローゼやヒステリーや疲れなどにも効果的なツボであるとされているため、コロナうつにも効果が期待できます。
厥陰兪の厥陰は心包という意味を持っています。背中の部分の兪穴を通じて、内の心包絡と通じているとされていることが厥陰兪というツボの名前の由来になったとも言われています。
厥陰兪は、ストレスを和らげたり、疲れから回復させたりする効果があります。他にも、むかつきや嘔吐にも効果的であるとされているツボです。
コロナうつはストレスや疲れが大きな原因になります。そのため、厥陰兪を刺激することで症状を和らげる効果が期待できるのです。
労宮の場所は、手の平の真ん中です。探すときは、手を握ってみましょう。そのとき、中指の先端が手の平に当たった場所が労宮です。
労宮を押すと、痛みを感じることが多いです。押しているうちにだんだんと胸のつっかえている感覚が和らぐでしょう。
心愈は、背骨と肩甲骨の間にあるツボです。肩甲骨の下部の高さにあります。
一部の古典では、禁灸穴として紹介されていることもあるツボですが、臨床では効果の高いツボであるということがわかっており、使われることも多いです。
発熱がある時には気をつけることが必要ですが、コロナうつの症状がある時に刺激をしてみることをお勧めします。
厥陰兪は、首を下に向けたときに出っ張る骨から下に向かって進んでいき、4つ目と5つ目の背骨の出っ張りの間から指1本半ほど外側にあるツボです。
厥陰兪は、背中にあるツボのため、家族や友人など誰かに押してもらうことをお勧めします。静かに押すことと、長めに押すことを心がけることでより効果が期待できます。
11時から21時
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