神経細胞移動異常症の鍼灸【原因・定義・症状】

公開日:2022年 1月20日

更新日:2022年 1月22

本日は神経細胞移動異常症について解説させていただきます。

☆本記事の内容

  • 神経細胞移動異常症とは
  • 神経細胞移動異常症の原因
  • 神経細胞移動異常症の症状
  • 神経細胞移動異常症の改善方法
  • 神経細胞移動異常症のまとめ
足のしびれ、痛み

銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。

このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。

 

神経細胞移動異常症は、生まれつき脳に形成異常があること

神経細胞移動異常症は、生まれつき脳に形成異常があることです。脳の中でも特に大脳の形成異常が起こっている状態を神経細胞移動異常症と言います。

 

神経細胞移動異常症では、6層の正常な大脳皮質が作られなくなり、しわのパターンが変わり、脳回の大きさや脳溝の深さに異常が起きるのです。

 

神経細胞移動異常症の中には、滑脳症や異所性灰白質、多小脳回、敷石様皮質異形成、裂脳症、孔脳症、脳梁欠損などの様々な病気が含まれています。病気によって脳の形が違うのです。

 

神経細胞移動異常症の中でも代表的な病気は滑脳症です。滑脳症は、表面が滑らかな脳の病気です。脳のしわの数が少なくなることで滑らかになるのです。

神経細胞移動異常症の原因は、病気によって違う

神経細胞移動異常症の原因は、病気によって違います。遺伝子の異常や先天性 サイトメガロウイルス感染などの胎内感染が原因であることが多いです。

 

病気によっては遺伝する病気もあります。生まれつき現れる病気のため、生活環境や生活習慣などは発症に関係ありません。

主にてんかん発作や発達の遅れ、知的障害、運動障害などが現れる

神経細胞移動異常症の症状は、病気によって違いますが、主にけいれんなどのてんかん発作や発達の遅れ、知的障害、運動障害などが現れます。神経細胞移動異常症では、脳に関係する色々な症状が起こるのです。

 

異所性灰白質、裂脳症、孔脳症、脳梁欠損の場合は、特に症状が現れないこともあります。

そのため、症状に合わせて改善を行う

神経細胞移動異常症の根本的な改善方法はありません。そのため、症状に合わせて改善を行うことになります。

 

てんかん発作が現れている場合は、薬を使って改善を行います。発達の遅れが現れている場合は、指導やリハビリテーションを行います。

症状が重い場合、感染症で悪くなることも多い

神経細胞移動異常症は症状が重い場合、感染症で悪くなることも多いです。そのため、家族など周りの人も感染症にかからないように注意をすることが大事です。本人だけでなく、周りの人もうがいや手洗いなど感染症の予防を行いましょう。

 

適度な運動や日光浴、栄養のある食事をすることも感染症の予防につながります。規則正しい生活を行うことを心がけることが大事なのです。

 
おすすめ記事

営業時間

11時から21時

営業日
 

11時~21時迄

休業日

年末年始

お問合せ
080-1802-9798