公開日:2022年 8月10日
更新日:2022年 8月17日
本日は紫斑病性腎炎について解説させていただきます。
☆本記事の内容
銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。
このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。
紫斑病性腎炎の原因は明らかになっていません。
考えられている可能性として、感染症との関係があります。これは、紫斑病性腎炎の発症が秋から冬に多いことや上気道感染症が先行して発症することが多いことなどがわかっているためです。しかし、今のところ詳しいことはわかっていません。
紫斑病性腎炎は、遺伝する病気ではありませんが、家族の中での発症の報告も一部あります。そのため、遺伝因子が何か関係している可能性があるとも言われています。
紫斑病性腎炎の症状は、紫斑です。紫斑とは、紫紅色や暗紫褐色の点状や斑状の皮下出血です。紫斑病性腎炎では、紫斑が必ず現れます。紫斑は下腿に現れることが多いです。
他にも、関節痛や腹痛も現れます。関節痛は約8割の人に見られ、軽い腫れが見られることもあります。腹痛は約6割の人に見られ、便に出血が見られることもあります。
多くの場合は、血尿や蛋白尿も現れます。全身倦怠感や微熱などが現れることもあります。
紫斑病性腎炎の改善方法は、安静にして現れている症状に対して改善を行うことです。症状の程度によっては、副腎皮質ステロイドや免疫抑制薬を使って改善を行うこともあります。
最近ではIgA腎症に対して行う扁桃摘出術とステロイドの点滴を行うことが紫斑病性腎炎の改善にも効果を発揮するという報告もあります。
紫斑病性腎炎を発症して初期段階では安静にしておくことが必要です。改善した後は、日常生活を送る上で制限が必要になることはありません。
腎機能障害や蛋白尿が続いている場合は、食事の改善や高血圧の改善を行うことも大事になります。
11時から21時
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