オスグッドの鍼灸【原因・定義・症状】

公開日:2021年 8月23日

更新日:2021年 9月 2日

本日はオスグッドについて解説させていただきます。

☆本記事の内容

  • オスグッドとは
  • オスグッドの原因
  • オスグッドの症状
  • オスグッドの改善方法
  • オスグッドのまとめ
足のしびれ、痛み

銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。

このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。

 

オスグッドは、成長期の子供によく起きるスポーツ障害

オスグッドは、成長期の子供によく起きるスポーツ障害で、脛骨が少しずつ突出し、痛み起きる状態です。正式には、オスグッド・シュラッター病と言います。

 

膝へ負担が大きくかかるスポーツ種目をする子供に多く、中でも特にサッカーやバスケットボール、バレーボールなどの種目でよく見られます。女子よりも男子に発症することが多いです。

オスグッドの原因は、大腿四頭筋の使いすぎや柔軟性の低下

オスグッドの原因は、大腿四頭筋を使いすぎたり柔軟性が下がったりすることです。

 

大腿四頭筋は膝蓋骨を経由し脛骨粗面にくっついています。繰り返し膝を伸ばす動きを行なっていると、大腿四頭筋に膝蓋靱帯を介してくっついている脛骨の結着している部分が強く引っ張られている状態が続くことになります。

 

その時、骨端軟骨の一部が剥がれて離れてしまい、オスグッドが起こるのです。

 

オスグッドは繰り返し膝を伸ばす運動をする膝へ負担が大きいスポーツで起こることが多く、中でもサッカーやバスケットボール、バレーボールなどが発症しやすいです。

 

成長期の子供の骨は、大人の硬い骨に成長している途中です。さらに、骨が成長するスピードに筋肉や腱の成長が追くことができないため、骨も筋もアンバランスな状態になっています。

 

アンバランスな状態であるにもかかわらず運動をしすぎると過度に負荷がかかり膝の痛みが起こるのです。

オスグッドの症状は、脛骨結節が段々と突出し痛みが起こること

オスグッドの症状は、脛骨結節が少しずつ突び出てきて痛みが起こることです。赤く腫れたり、熱を持ったりすることもあります。

 

痛みが起こった時、休むと痛みは無くなります。しかし、再びスポーツを行うと痛みが起こります。

オスグッドの改善方法は、成長を待つこと

オスグッドの改善方法は、成長を待つことです。オスグッドは成長期の時にのみ起こる病気です。そのため、成長が終わると一般的には症状は改善します。

 

痛みが強い場合は、湿布をしたり薬を飲んだりすることもあります。

 

症状が強くならないようにするためには、症状のあるうちはスポーツは控え、大腿四頭筋のストレッチやアイスマッサージなどを行うと良いでしょう。

スポーツをするときはストレッチやアイスマッサージをする

オスグッドの症状がある場合は、痛みを強くしないためにもサポーツを避けたほうが良いです。痛みがない場合はスポーツをすることもできます。

 

しかし、発症して3~6ヵ月の間はスポーツをすることで症状が強くなることが多いです。そのため、スポーツをする前やスポーツをした後にストレッチやアイスマッサージをきちんと行いましょう。

 

スポーツする時にベルトの装着などをして行うこともおすすめです。

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