公開日:2022年 7月23日
更新日:2022年 8月20日
本日は乳幼児肝巨大血管腫について解説させていただきます。
☆本記事の内容
銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。
このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。
乳幼児肝巨大血管腫の原因は、血管の細胞が異常に増えることと血管の形成に異常が起きることと考えられています。しかし、今のところ詳しくはわかっていません。
今のところ、遺伝によって発症したという報告はなく、体質や服用している薬などと発症も関係がないとされています。
乳幼児肝巨大血管腫の主な症状は、血がとまらなくなることや心不全、呼吸が苦しくなることや腹部の大きな膨らみです。
肝臓に大きな血管腫や沢山の細かい血管腫ができると、血管腫の中で血が出ているときに止めるための働きをする血小板や蛋白が固まって消費されてしまいます。
そのため、血が出やすくなって止まらなくなったり、肝臓が腫れて呼吸や血圧を保つことが難しくなったりする症状が現れるのです。
乳幼児肝巨大血管腫の改善方法は、薬や放射線、手術などです。使われる薬には、ステロイドやプロプラノロールがあります。ステロイドやプロプラノロールを使っても改善が見られない場合は、抗がん剤を使うこともあります。
手術では、肝臓の一部を切除したり、肝臓へ行く動脈をしばってしまったりすることで改善に取り組みます。
肝臓の働きが低下した場合は、肝移植が行われることもあります。
乳幼児巨大肝血管腫は、改善を行い、乳幼児期の症状が軽くなった後、成長するとともに肝障害などの症状が現れることもあります。
その場合は、改善のために肝移植が必要になることもあります。
最近では、成人してから肝血管腫が増えたり大きくなることもあるということがわかっています。さらに、循環障害や凝固障害など症状が現れることもあるという報告もあります。
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