公開日:2021年 2月11日
更新日:2021年 5月 15日
本日は斜視について解説させていただきます。
☆本記事の内容
銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。
このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。
斜視の原因は様々です。考えられる原因は、眼を動かす筋肉や神経などの異常や遠視、両眼視の異常、視力不良などです。
眼を動かす筋肉や神経に少しでも異常がある場合は眼の位置がずれてしまいます。眼の位置のずれによって両眼で同時に正しい状態で物を見ることが難しくなります。これが斜視につながるのです。
遠視は、はっきりと物を見るためにピントを強く合わせることが必要になります。そのため遠視の人が近くを見る時、目は大きく内側に寄ることになります。そのため、目が内側に寄る斜視になることがあるのです。
遺伝や脳のどこかに異常があることによって、両眼視が上手にできないこともあります。両眼視が上手にできない場合、左と右の眼で物を別々に見るようになり、斜視が起きます。
片方の眼の視力が病気や怪我によって悪くなると、両眼で物を見るということができなくなり、視力の悪い側の眼が斜視になることもあります。
視力の不良が原因で斜視が起きた場合、ほとんどの視力が悪い側の眼は外側を向きます。
斜視で現れる症状は、両目で見たときに1つのものが2つに見え片目で見ると1つに見える複視や奥行きが分かりにくくなることなどです。さらに、外見での目の位置が気になるという人も多いです。
斜視は視線のずれによっていくつかの種類があります。
片方の眼の視線が外側を向く症状の外斜視、片方の眼の視線が内側を向く症状の内斜視です。
視線の上下が合わない上斜視や下斜視、時々斜視になる間欠性斜視、常に斜視が起こっている恒常性斜視です。
斜視のほとんどは、手術によって改善を行います。遠視が原因となっている場合は、眼鏡やコンタクトレンズなどを使って改善を行うこともあります。
斜視は適切に改善を行うことで、左右両方の目で見る機能を高めることができます。
斜視が時々現れる、物を見る時首を傾げる、横目でテレビを見るなどのことが習慣的にある場合、一度眼科にいくことをお勧めします。
成人の場合、子供の頃からあった斜視が目立つようになったケースではない時には、目を動かす筋肉の異常や眼球自体の病気、脳や全身の病気などが隠れていることがあります。
急に斜視の症状が現れた時には、特に注意が必要です。脳や全身の病気が原因で斜視が現れているかもしれません。
斜視が疑われる行動がある時は、眼科に相談に行くことをお勧めします。
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