公開日:2022年 1月 2日
更新日:2022年 6月19日
本日は尖圭コンジローマについて解説させていただきます。
☆本記事の内容
銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。
このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。
尖圭コンジローマの原因は、ヒトパピローマウイルスです。主に性行為によって感染する病気です。ウイルスの潜伏期間は人によってさまざまです。多くの場合は、感染してから数週間~数ヶ月で発症すると言われています。
ヒトパピローマウイルスには多くの種類があり、種類によって感染症を起こす部位が違います。尖圭コンジローマは、主に6型と11型のヒトパピローマウイルスによって発症します。
6型と11型のヒトパピローマウイルスは発がんリスクの低いのウイルスですが、子宮頸がんの発症リスクが高い16型や18型などの悪性型のウイルスと同時感染することもあります。
尖圭コンジローマの症状は、特徴的なイボができることです。イボができる場所は、男性の場合、陰茎や尿道、陰嚢です。女性の場合は腟や腟前庭、大小陰唇、会陰部、子宮口です。
肛門や口腔などには、男性でも女性でもイボができることがあります。イボは初めの段階では、やわらかいふくらみ程度ですが少しずつ先端が角化して尖った感じに変わります。
イボの独特な形状は、乳頭やカリフラワー、鶏のとさかなどと表現されます。イボの色はピンク色から褐色をしています。
初めの段階では特に自覚症状が現れないことも多く、イボができていることにも気がつかない場合は病気の発症に気がつかないこともあります。
現れることがある症状は、かゆみや痛み、不快感などで、イボが大きくなるとこすれたことによる痛みや出血が見られることもあります。
尖圭コンジローマの改善方法は、外用薬や外科的な方法です。日本では、2007年に尖圭コンジローマに対して効能を発揮する薬が承認されています。
外科的な方法では、メスを使ってイボを切除したり、レーザーでイボを焼いたり、液体窒素を使ってイボを凍らせたりする方法があります。
どのような方法で改善を行うのかについては、イボの大きさや数や場所などによって選ばれます。
感染を防ぐ方法は、性交の際にコンドームを使うことです。しかし、完全に防ぐことができるわけではありません。パートナーの感染がわかった場合は、自分も病院で調べることが大事です。
さらに、ワクチンで予防する方法もあります。今、日本で接種できるヒトパピローマウイルスワクチンの中でも4価ワクチンという種類があります。
子宮頸がんの原因になるヒトパピローマウイルス16型、18型、尖圭コンジローマの原因となるヒトパピローマウイルス6型、11型に対しても感染を防ぐ効果があるとされています。
11時から21時
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
11時~21時迄 | × | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
月曜、年末年始