公開日:2021年 6月11日
更新日:2021年 7月 1日
本日はレーベル病について解説させていただきます。
☆本記事の内容
銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。
このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。
レーベル病の原因は、ミトコンドリアの遺伝子に変異が起こり、その上で発症要因の何かが起きることです。
レーベル病は、ミトコンドリアの遺伝子に変異がある人が発症します。しかし、変異があっても必ず発症するわけではないのです。変異がある上で、環境など何か他の要因があると引き起こしてしまうのです。
発症する要因として関係があると考えられていることは、酸化ストレスです。特に喫煙はレーベル病の発症と進行に大きく関わっていると言われています。
薬やホルモンなども関係があると言われていますが、その他に詳しいことは未だに明らかになっていません。
レーベル病の特徴は、片眼の視力の低下と中心部の視野の欠損から症状が始まることです。
症状は、数週間から数ヶ月の間に段々とおこり、片目の視力が低下し、中心部の視野が欠損した後、もう一方の眼にも同じ症状が起こります。
そのため、レーベル病を発症すると、数週間から数ヶ月の間に両眼とも視力が低下し中心部の視野が欠けてしまうことになります。
レーベル病を改善するために効果があると考えられているのは、コエンザイムQ10の誘導体であるイデベノンです。
イデベノンは、研究ではミトコンドリアのエネルギーの産生を助ける働きがあり網膜の細胞を死から守るということがわかっています。レーベル病に有効であるのかどうかという現場での実際の働きについては現在研究が進められています。
レーベル病の改善には、眼底の血流の改善を目的に点眼薬や内服薬を使うこともあります。さらに、コエンザイムQ10やビタミンC、ビタミンB12なども改善に有効であると言われています。
レーベル病を発症すると、視力が低下したり視野が欠損したりします。しかし、完全に失明することはあまりありません。
レーベル病は今のところ喫煙がリスクとなるということが言われています。そのため、予防をするためには日常生活を送る上で禁煙を心がけることが大切です。
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