公開日:2021年 1月29日
更新日:2021年 5月 15日
本日は学習障害について解説させていただきます。
☆本記事の内容
銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。
このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。
学習障害の原因は、何か脳の機能に障害が起こることだと言われています。しかし、現在はまだ、原因となる脳の部位や脳機能の障害が起こる原因はわかっていません。
小児期に起きる、特異的な読み書き障害は発達性ディスレクシアと言われています。これは、読み書き以外での障害、知的な遅れや視聴覚の障害はありません。
さらに、きちんと教育を受けて努力をしているにもかかわらず、能力上得られるであろう読字の力を身につけることができない状態です。
学習障害の中でも特に読み書きに関しての障害は、小学校などに通う前にはなかなか気づかれることがありません。多くの場合は、学校に通いはじめてから両親や先生が気がつくのです。
小学校3年生になると漢字を習い始めます。その時、漢字がなかなか身につかないという症状から学習障害が見つかることもあります。
学習障害と判断された場合、学業がうまくいかないだけではありません。学習以外のことに対しての意欲が下がったり、心身症や不登校など学校生活での色々な問題が起きることもあります。
学校では学習指導をする上で気を配って適切な指導をしてもらうようにすることが必要です。学習障害では、親はもちろん兄弟などの家族や周りの理解が非常に大事なのです。
学習障害で1番大切なことは、良く知って理解することです。特定の学習で困難があるため、苦手なところを見つけて、合う方法を探しゆっくり支えることが必要です。
学習障害は、特定の学習以外では発達の遅れは見られません。そのため、周りからはがんばればできる、努力が足りない、勉強不足、などと思われることが多いです。
学習障害があっても気が付かないことも多いのです。結果として、苦手意識が芽生えたり周りと比較してしまったりして、子供の自信が下がってしまうことも多いため、注意してください。
学習障害の可能性がある場合、医学的にもきちんと調べる必要があります。
調べるためには、今までの精神運動発達の様子や病気などを確認します。必要な場合は頭部画像を見ることもあります。
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