公開日:2019年 12月23日
更新日:2020年 12月18日
本日はバネ指について解説させていただきます。
銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。
このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。
バネ指とは、腱の周りを包む腱鞘が擦れて摩擦により炎症が起こっている状態のことです。下記のような症状が特徴として見られます。
指は腱によって曲げ伸ばしをすることができますが、その腱の周囲を包む「靱帯性腱鞘」とゆう腱の炎症です。
この腱鞘は屈筋腱が浮き上がらないように押さえています。丁度その構造はベルトとベルト通しの関係に似ています。指の付け根で屈筋腱と靱帯性腱鞘の間で炎症が起こると、まず“腱鞘炎”になり腱鞘の部分で腱の動きがスムーズでなくなり、指の付け根に痛み、腫れ、熱感が生じます。
それが進行し、動きが悪くなりばね現象が生じて“ばね指”となり、さらに悪化すると動かない状態になります。
バネ指の原因は指の使いすぎによる負荷のためです。スポーツや指を良く使う仕事の人に多いのが特徴です。また、糖尿病、リウマチ、透析患者、そして更年期の女性に多く、妊娠出産期の女性にも多く生じる傾向にあります。
好発部位として多いのは母指(親指)、中指ですが、環指、小指、示指にもみられる場合があります。
バネ指の治療は、まず局所の安静です。接骨院では、電気や超音波、マッサージで局所周辺の筋緊張を和らげ、シップまたはテーピングで固定します。それで改善しない場合には、注射で対処します。
しかし、症状が重くなってくるとこのようなアプローチでは効果が見られなくなり、手術が必要になるケースもあります。
手術は、腱鞘の鞘を開く手術(腱鞘切開)を行います。切開するのは腱鞘の一部で小さな傷で済みます。
バネ指は、一度治っても、日々の生活習慣によっては何度も再発することもあります。
「痛み」とゆうのは、負担がかかり弱った場所に出ます。 負担を支えられないから、痛みがでてしまう。体の歪みや日々の無意識な負荷で指に負担をかけていたとしたら治ってもまた再発してしまいます。
当院では痛みの原因から突き詰め、バネ指を再発させない生活習慣のアドバイス、体のバランス調整を目的としています。
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