公開日:2021年 9月23日
更新日:2022年 6月 2日
本日は遺伝性難聴について解説させていただきます。
☆本記事の内容
銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。
このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。
遺伝性難聴の原因は遺伝です。遺伝子が関係して起こる難聴の中でも約7割以上の難聴の遺伝形式は、劣性遺伝であるといわれています。
そのため、父親も母親も難聴がなかったとしても遺伝性難聴の子供が生まれる可能性もあります。遺伝性難聴の中でも父親も母親も遺伝性難聴ではないことも多いと言われています。
さらにミトコンドリア遺伝子に異常が起こることが原因で起きる難聴もあります。
遺伝性難聴の可能性がある場合は、大きく3つに分けて調べます。
まず、耳鼻咽喉科的なことを調べていきます。その中で聴力も調べます。そこで耳鼻咽喉科的に調べた結果とその他の疾患を含めて遺伝的な要因の確認をします。
次に、側頭骨CTや平衡機能を調べていきます。視力や尿も調べ、内耳の奇形やその他の機能を確認します。最後に、心電図と甲状腺機能を調べ、DNAの解析をしていきます。
このようにして難聴の原因が遺伝子であるのか否かということを調べ、判断します。
遺伝性難聴の改善方法は、難聴のタイプによって様々です。伝音難聴の場合は手術によって改善を行うことで回復する可能性があります。しかし、感音難聴の場合は、症状の度合いによっては回復が難しいこともあります。
ほとんどの遺伝性難聴の改善には、補聴器を使うことで改善の効果があるとされています。難聴が進んだ場合は、人口内耳を使うこともあります。
聴力以外の症状が現れる症候群性難聴の場合は、カウンセリングをするなど症状に対して改善を行なっていきます。
遺伝性難聴では、難聴以外の症状が現れることもあります。主に現れる症状は、めまいや耳鳴り、耳閉感などです。
遺伝性難聴は基本的に根本から改善する方法はありません。そのため、そのような症状がある場合は、現れている症状に対して改善を行なっていくことが必要です。
・聴宮
・翳風
・聴会
聴宮というツボの名前は、聴覚の要所という意味から付けられたと言われています。聴宮は、主に耳に現れる症状の改善に効果を発揮するツボで、耳鳴りや難聴などの症状によく使われています。
さらに、顎関節症や疲れ目などにも使われるツボです。目の症状で悩みがある場合は、睛明などと一緒に聴宮を刺激することもお勧めします。
翳風は、美容効果の高いツボとして知られています。顔のむくみを改善したり、美白やリフトアップに対して効果があったりするためです。
美容効果だけではなく、耳の不調にも効果的で、耳鳴りや中耳炎などを和らげるためにも使われることが多いです。そのため、遺伝性難聴にも効果が期待できます。
聴会は、耳に現れる症状に対して効果を発揮するツボです。耳門と聴宮と並んでいる場所にあるため、耳門と聴宮と一緒にマッサージすることもお勧めです。
耳門と聴宮と聴会を一緒にマッサージすることで、脳の血行を促す作用があると言われているためです。脳の血行を促すことで脳が活性化されるため、記憶力が下がっている時にも良いでしょう。
聴宮は、耳数という珠耳の穴の前にある軟骨の前にあるツボです。口を開けた時に、へこむ部分にツボがあります。
押す時にも、軽く口を開けた状態で押すことで、よりツボの位置が明確にして押すことができます。
翳風は、耳たぶの後ろにあるくぼみにあります。押すときは、左右の親指を使って右と左のツボを同時に押します。
スマートフォンやパソコンなど画面を長い時間にわたって見ると、翳風がある場所の筋肉が硬くなる事があります。画面をたくさん見た時にも刺激をすることをお勧めします。
聴会は、耳の前にあるツボです。口をあけた時、耳の前にできる左右のくぼみの中にあります。
押すときは、中指を使って左右のツボを同時に押します。押した後、翳風も一緒に押すことでより高い効果が期待できます。
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