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嗅覚障害の鍼灸【原因・定義・症状】

公開日:2019年 12月23日

更新日:2020年  6月26日

本日は嗅覚障害の鍼灸について解説させていただきます。

☆本記事の内容

  • 嗅覚障害の定義
  • 嗅覚障害の種類
  • 嗅覚障害の症状
  • 嗅覚障害の現代医療によるアプローチ
  • 嗅覚細胞への鍼灸アプローチ
足のしびれ、痛み

銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。

このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。

 

嗅覚障害とは、においがわからない状態

嗅覚障害はにおいがよくわからない感覚を定義して「嗅覚障害」といいます。

程度の差はありますが、においが全く分からなくなってしまった状態を、無臭症といいます。

 

  • においが全く分からなくなった状態(嗅覚脱失)
  • 感じ方が弱くなった状態(嗅覚減退)
  • 本来のにおいとは異なって感じる状態(嗅覚錯誤)
  • においに対して過敏になる状態(嗅覚過敏)

発生原因として最も多いのは副鼻腔疾患です。

副鼻腔は、鼻の周囲にある空洞で、左右にそれぞれ4対、合計8個あります。その鼻腔の内側は粘膜で覆われており、「ニオイ」は、その左右の鼻腔の天井にあたる嗅粘膜と呼ばれる部位が感知しています。空気中のニオイ物質がこの嗅粘膜に付着すると、刺激信号が嗅神経を通じて脳に伝達されニオイを有するメカニズムです。

 

嗅覚障害とは、ニオイの伝達経路のどこが障害されるかによって症状も変わり、大きく3つに分けられます。

  1. 呼吸性
  2. 末梢性
  3. 中枢性  

嗅覚障害はなぜ起きるのか?

嗅覚障害を起こす病気は様々あります。副鼻腔炎の他に風邪や鼻アレルギー、頭部外傷、鼻内形態異常、中枢神経疾患があり、外部からの金属化合物、有機化合物を吸入して起こる場合や、 抗ガン剤などの薬物による影響もあります。

 

このうち約80%が副鼻腔炎、風邪、鼻アレルギーです。

 

においを感じる嗅粘膜には、通常の粘膜とは違う、嗅神経という神経の先が嗅繊毛という非常に細く短い毛になって直接、外(鼻の中の空気の通り道)に飛び出しています。

例えば、実際皮膚に触れていなくとも、体毛に何かが触れると分かるように、ニオイもその細く短い毛が感知しているのです。

 

嗅繊毛は粘液(鼻水)に覆われていて、 においの素である無機物や有機物の分子のうち、空気に乗って飛んでくるものが粘液に溶け込み、 嗅繊毛の先にある嗅覚受容体に結合し、刺激された受容体からの電気信号が嗅神経を通って大脳に伝わることで「におい」を感じます。

 

なんらかの障害が起こると嗅覚障害になります。

 

刺激される受容体からの信号のパターンや強度の組み合わせによって感知されます。受容体の数は、ヒトではなんと約400種類。 それにより様々なにおいを嗅ぎ分けることができるのです。

嗅覚障害の症状

嗅覚障害の症状 

嗅覚障害の三大原因は多い順に慢性副鼻腔炎,感冒,頭部外傷で、前述した通り副鼻腔炎が全体の約80%を占めます。本人がすぐに自覚できるのは嗅覚脱失ですが、それ以外の症状は、周囲の反応と比べてみて初めて分かるとゆうパターンが多く、放置しがちになります。外傷によって思いがけず嗅覚が永遠に失われてしまう場合もあるので、気をつけなければなりません。

嗅覚障害の有病率は米国で 人口の1~3%です。日本ではまだ調査報告がなく、不明なので今後の疫学調査が望まれています。 

 
呼吸性嗅覚障害

【呼吸性嗅覚障害】

鼻に関する病気によってニオイ物質を含んだ空気が嗅粘膜に届かないためニオイが感じられないものです。 副鼻腔炎やアレルギー性鼻炎が原因として挙げられます。 

末梢性嗅覚障害

 【末梢性嗅覚障害】  

この障害は大きく2つに分けられ、嗅粘膜が障害される嗅粘膜性と嗅神経が障害される末梢神経性があります。風邪をひいた後、風邪症状がおさまったにも関わらず 嗅覚が戻らない場合、嗅粘膜がインフルエンザなどのウイルスによって変性されてしまった嗅粘膜性の嗅覚障害が疑われます。 場合によって副鼻腔炎などの慢性炎症でも、嗅粘膜は変性します。

また、頭部外傷などで脳内に異常は見られなくても嗅覚が失われる場合があり、嗅神経の切断に由来する、末梢神経性の嗅覚障害が考えられます。

中枢性嗅覚障害

 【中枢性嗅覚障害】

この障害は嗅神経よりも中枢側、要するに脳で障害が起こります。ニオイ情報は常に脳内で記憶し整理されています。過去に入力されたニオイの記憶と照らし合わせ、ニオイを認識しています。 しかし、ニオイ情報を処理する脳が障害を受けてしまうと、ニオイを判別することができなくなります。

これは、頭部外傷や脳腫瘍、脳梗塞、パーキンソン病、アルツハイマー病などの病気で起こります。 

高齢者の嗅覚障害

【高齢者の嗅覚障害】

嗅覚機能検査で測定したところ、年齢とともに嗅覚が低下していることが明らかになっております。しかし他の感覚障害、聴覚や視覚と比べると、嗅覚は比較的老化による変化を受けにくいと言われています。 嗅覚障害全般でみると、アレルギー性鼻炎や慢性副鼻腔炎といった鼻疾患の存在が原因となっている場合が多く、 年齢に伴う嗅覚障害は日常生活で自覚するほどにならない場合が多いようです。

嗅覚の低下が早期診断に役立つ可能性が指摘されているアルツハイマー病やパーキンソン病との嗅覚障害との関連性については現在多くの研究が行われています。アルツハイマー病の初期では、 何かニオイはするが何のニオイであるか判別できないという、ニオイの判別能が著しく低下してくると言われています。

嗅覚障害の現代医学アプローチ

副鼻腔炎・鼻炎

嗅覚障害の治療方法

副鼻腔炎や鼻炎は鼻洗浄、内服薬(抗アレルギー薬・抗生剤・経口ステロイド薬)、ステロイド点鼻薬といった治療で改善することが多いです。 しかし、すでに長期間前述の保存的治療をうけられていた場合や、鼻の中の粘膜の一部がふくらみ、鼻腔内に垂れ下がる鼻ポリープ(鼻茸)が出来てしまっている場合などは手術治療も選択肢になっていきます。 鼻の穴を隔てている鼻中隔の彎曲に伴う症状が疑われる場合は特に手術が推奨されます。 副鼻腔炎は手術によって多くのケースで症状が改善されますが、副鼻腔炎の種類や重症度によっては改善の程度が大きく異なります。 喘息や鎮痛薬アレルギーを合併されている方などは手術によって一時的ににおいを取り戻してもまた悪くなったりするので長期的なケアが必要となります。

感冒後嗅覚障害

【感冒後嗅覚障害】

ゆっくりと1年間の経過観察で自然に改善するのを待つケースもありますが、内服薬や他の治療によってより早期に改善を見込むことが可能です。 現在、日本では漢方薬、ビタミンB12、亜鉛製剤の内服による治療が中心に行われています。しかしこの効果ははっきりと証明されたものではなく、 薬が持つ効果については現在全国の大学や病院で様々な臨床試験が行われています。

外部要因による嗅覚障害

【その他の嗅覚障害】

脳挫傷などに伴う外傷性な嗅覚障害や、加齢や神経変性疾患に伴う嗅覚障害を改善させる有効な治療法は現段階では見つかっていません。 近年注目されている※嗅覚刺激療法などの効果が加齢による嗅覚の低下などには効果を有すると考えられており、 治療方法の確立にむけて日々研究が進んでいる段階です。

※嗅覚刺激療法とは、バラ、レモン、ユーカリ、グローブなどといった強刺激の香りを1日2回10秒間嗅ぐ、を3か月以上行うことで嗅覚障害の改善を試みる治療法。

嗅覚刺激療法

嗅覚刺激療法について】

ダメージを受けた嗅神経が強刺激の香り信号を受けることにより回復するのを促進する、最新のアプローチです。嗅神経から送られる不完全なにおい情報を脳の中で整理させ、においが回復するのではないかと言われ、世界中で進められているアプローチです。

嗅覚障害の費用

 費用は他の疾患に比べると保険範囲内で収まる事が多いです。保険診療を行うクリニックは、初診料をはじめ全国ほとんどどこも同じ料金となります。 検査項目はそれぞれの症状や病院の先生によって多少違う場合がありますが、よくある耳鼻科の検査費用は同じとなっています。

嗅覚障害のまとめ

嗅覚障害は、「においがわからない」感覚を定義して「嗅覚障害」といいます。 この障害は約200個以上のウイルスが原因となり、さまざまな原因が考えられ、未だ未解明な部分も多いです。また、嗅覚障害は昨今出現した新型コロナウイルス感染者の特徴であることはご存知の通りで、感染者の30~73%が嗅覚障害を自覚したという論文等の報告がされています。

しかし様々なウイルスが大人の嗅覚障害の原因であり、嗅覚障害の原因の40%はウイルスが原因と言われています。 つまりウイルスは感染後に悪化することが知られており、そもそも新型コロナウイルス以外にもウイルスが上気道感染を引き起こすことがあります。 「嗅覚障害」を疑ったら、すぐに専門家に相談することを推奨します。

嗅覚障害の東洋医学アプローチ

東洋医学で嗅覚障害にはよく漢方を用いられます。

また、鼻や嗅覚の疾患は五臓六腑で肺と密接な関係にあると位置付けられており、肺の機能が低下し呼吸器に影響を及ぼすと、鼻にも障害が出てしまうと捉えられています。

そこで、鍼灸施術により鼻まわりの循環を良くし電気を流すことで神経に刺激を改善を図ります。

薬を飲んでも効かないときは、勇気を出して経験豊富な院長によるトリガーポイント鍼灸を受けてみませんか?

 

お力になれるよう対応致します。

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