色覚異常の鍼灸【原因・定義・症状】

公開日:2021年 7月 3日

更新日:2021年 7月15日

本日は色覚異常について解説させていただきます。

☆本記事の内容

  • 色覚異常とは
  • 色覚異常の原因
  • 色覚異常の症状
  • 色覚異常の改善方法
  • 色覚異常のまとめ
足のしびれ、痛み

銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。

このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。

 

色覚異常は、正しいとする見え方とは色が違って見える状態

色覚異常は、多くの人の正しいとする見え方とは色が違って見えたり、色が違うように感じたりする状態のことです。

 

色覚異常では、色の区別について判断することが難しいことも多く、日常生活を送る上で支障が出ることもあります。

 

正しくものを見るためには、3つの機能が必要です。その3つとは、視力と視野と色覚です。この必要な3つの機能の中で色覚に異常がある状態のことを色覚異常というのです。

色覚異常には、2種類あります。先天色覚異常と後天色覚異常です。先天色覚異常は、遺伝的なことが原因で起こる生まれつき異常がある色覚異常です。後天色覚異常は、目の病気が原因で病気の症状として色覚に異常が出る色覚異常です。

 

色覚異常は、決して珍しいことではありません。特に、白内障は全人口に対して約30%以上に現れると言われており、中でも視力が低下している場合は色覚異常の症状があると言われています。

色覚異常の原因は、遺伝や目の病気

色覚異常の原因は、色を感じる赤錐体、緑錐体、青錐体の3つの細胞の中で、何か1つでも欠けていたり十分に機能していなかったりすることです。

 

先天色覚異常は、遺伝的なことが原因で色覚異常自体が疾患になります。後天色覚異常は、他の目の病気が原因で起こる病気の症状の1つです。加齢が原因で起こることもあります。

色覚異常の症状は、色の区別が難しくなること

色覚異常の症状は、色の区別が難しくなることです。

 

先天色覚異常の場合、両眼に起こり、両眼で見え方の差はなく、色覚異常が進むこともありません。色覚にのみ異常が現れ、視力と視野には異常が起こりません。

 

後天色覚異常の場合、病気の程度の差によって、左右の眼に見え方の差があることがあり、片眼のみに起こることもあります。色覚だけではなく、視力や視野に異常が起こることもあります。

 

先天色覚異常は、生まれつき異常があるため、自覚していないことが多いです。ほとんどは、他の人に言われたり病院で調べたりしたことによって発覚します。

色覚異常の改善方法は原因となる病気の改善をすること

先天色覚異常には、有効な改善方法はありません。しかし、自分の色覚異常の特徴を知ることで、日常生活を送る上で起こる可能性のあるトラブルを避けることができます。

 

先天色覚異常は生まれつきのため自覚することが難しく、早期発見が難しいです。周りの人と差を感じたり違和感ががある場合は病院に行き調べることが大切です。

 

色覚についての一般的な知識を身につけておくことも、日常生活で不自由のな区生活するために重要です。

後天色覚異常の改善方法は、色覚異常の原因となっている病気を改善することです。そのため、原因によって改善方法は様々です。

 

色覚異常には、個人差があります。早めに眼科に行き色覚異常について調べることが必要です。

症状に合った対処を行い、安心安全に生活を送ろう

色覚異常で起こる色の区別の間違いは、自分の注意と周りの人の理解で問題なく日常生活を送ることができます。

 

子どもの場合、何か選ぶ時明度差のある見やすいものを選ぶようにしたり、学校で過ごす時先生に色覚異常について理解してもらい気を配ってもらうことでトラブルを避けることができます。

 

色覚異常は、症状に合った対処を行うことで、安心安全に日常生活を送ることができるのです。

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