公開日:2022年 9月23日
更新日:2022年 10月20日
本日は外痔核について解説させていただきます。
☆本記事の内容
銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。
このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。
外痔核の原因は、外痔静脈叢のうっ血です。便秘や下痢、アルコールや辛いものの過剰摂取、冷えやストレスなどによって、急性に血栓が溜まって外側の痔核が腫れて発症すます。
強くいきんで、肛門に負担がかかることや長い時間歩き回ること、長い時間座りっぱなしのことが多い習慣などの原因となります。
外痔核の症状は、出血や痛み、腫れです。突然に腫れ、しこりに触れることができるようになり痛みが現れます。出血は、表面が破けて血栓の中身が出た時に起こります。
発症してから1~4日が痛みのピークになります。血栓が助けるため、表面の色は青黒く見えます。
外痔核の改善方法は、軟膏をつけることとお風呂や座浴で肛門を温めることです。一般的には、約2〜4週間くらいで血栓が小さくなり、だんだんと消えていきます。
薬は軟膏だけではなく、内服薬もあります。薬を使うことでほとんどの場合症状は落ち着きます。また、再発を防ぐためにも、排便習慣や生活習慣を改善することも非常に大事です。
外痔核は、改善のために効果のあるセルフケアもあります。暖かいお風呂に入ることやお酒や刺激物を避けること、トイレで長く座らないこと、強く力まないなどが大事です。
外痔核は血液の塊のため、小さくて症状の軽い場合はセルフケアで血栓がゆっくり吸収されて消えることもあります。ただし、基本的には病院に行き、セルフケアを行いながら薬などの改善に取り組みましょう。
・天枢
・承山
・孔最
天枢は、胃腸の機能や消化器系の機能、泌尿器系の機能をよくする効果があります。そのため、便秘や下痢などの症状を和らげる効果があります。他にも、胃もたれや消化不良などにも有効です。
外痔核は、便秘などによって強くいきむことも発症の原因となることがあるため、便秘を和らげることは外痔核の予防や改善に役立ちます。
承山は、静脈の血液を押し上げるふくらはぎの筋肉を刺激する場所にあるため、血行をよくする働きがあります。
承山は肛門の血流もよくしてくれるため、血流の流れが悪いことによって起こる外痔核に対しても効果が期待できます。
孔最は、痔の改善をするツボとして有名なツボです。さらに、咳を鎮める即効ツボとも言われています。
そのため、外痔核を改善したい時にも、呼吸機能に問題がある時にもおすすめのツボです。
天枢の場所は、へその中心から人差し指と中指、薬指をそろえた時の第一関節の高さで外側にあります。
押すときは、指をツボに当てて小さく円を描くようにして刺激をします。便秘が頑固な場合などはお灸をすることもおすすめです。
承山は、膝の裏とくるぶしのちょうど中間点にあります。
押すときは、椅子に座って左足を右膝に乗せ、左右の手でふくらはぎをつかんでゆするように刺激をしていきます。左足のツボが刺激できたら足を変え、右足を左膝に乗せ、同じように刺激していきます。
孔最は、肘の横ジワと手首の内側のシワを結んだ中間より親指1本分上に上がった外側です。
押すときは、ゆっくり押すことと優しく押すことに注意して押しましょう。
11時から21時
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
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11時~21時迄 | × | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
月曜、年末年始