坐骨神経痛の鍼灸【原因・定義・症状】

公開日:2021年  10月 3日

更新日:2021年  10月18日

本日は坐骨神経痛について解説させていただきます。

☆本記事の内容

  • 坐骨神経痛とは
  • 坐骨神経痛の原因
  • 坐骨神経痛の症状
  • 坐骨神経痛の改善方法
  • 坐骨神経痛のまとめ
足のしびれ、痛み

銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。

このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。

 

坐骨神経痛はお尻から足の後ろ側に痛みやしびれなどの症状が現れる

坐骨神経痛は、お尻から足の後ろ側にかけて痛みやしびれ、麻痺などの症状が現れることです

 

長い坐骨神経は、総腓骨神経と脛骨神経に分かれて腰椎から足の指まで伸びています。そのため、何かの原因で坐骨神経に問題が起きると、坐骨神経の通っているお尻から下肢にかけて痛みが起きます。

 

坐骨神経痛は、いろいろな原因によって起こります。いろいろな原因によって坐骨神経が圧迫されたり刺激を受けると症状が現れます。

坐骨神経痛の原因は、腰椎に起こる異常

坐骨神経痛の原因は、腰椎に起こる異常によって坐骨神経が圧迫されることです。坐骨神経への圧迫が下肢に痛みやしびれ、麻痺などの症状につながるのです。

 

特に多い原因は、腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症、腰椎すべり症、梨状筋症候群、仙腸関節炎などです。

 

坐骨神経痛の中でも若い世代に多い原因は、腰椎椎間板ヘルニアと梨状筋症候群です。高齢者に多い原因は、腰部脊柱管狭窄と腰椎椎間板ヘルニアです。

坐骨神経の症状では、お尻や太ももに痛みやしびれ、麻痺が起こる

坐骨神経の主な症状は、お尻や太ももやふくらはぎにかけて痛みやしびれ、麻痺が起こることです。他にもお尻や太ももやふくらはぎにかけて、張りや冷感や灼熱感、締めつけ感などの症状が現れることも多いです。

 

坐骨神経痛で起こる痛みなどの症状は、一部分だけ強く感じることもあれば、下肢全体に強く感じることもあります。症状はほとんどの場合、片肢にのみ現れますが、両肢に現れることもあります。

 

坐骨神経痛の症状は、人によって感じる部分や症状が様々なのです。坐骨神経痛の痛みは、自覚症状であり本人にしか分かりません。そのため、痛みの感じ方にも個人差があります。

坐骨神経痛の改善法は、原因となる疾患を発見し改善すること

坐骨神経痛の改善方法は、なるべく重いものをもたないこと、長い時間同じ姿勢を続けないこと、激しい運動はさけること、安静にすること、腰の周りの筋力をつけることなどです。さらに、肥満の場合は体重を減らすことも重要です。

 

ホットパックを使ったり暖かいお風呂に入ったりすることで、痛みのある部分を温めると痛みが軽くなることもあります。

 

上記のような改善方法は、根本的な改善ではなく痛みを和らげることや痛みの悪化を避けることを目的とした改善方法です。

 

坐骨神経痛の原因の多くは腰椎が関係している疾患です。そのため、坐骨神経痛は原因になっている疾患によって根本的な改善方法は違うのです。

 

坐骨神経痛では、原因となっている疾患を早くに発見し原因となっている疾患を早く改善することが非常に大切です。

気になる症状がある場合は病院に行く

坐骨神経痛を改善するためには、坐骨神経痛の原因となる疾患を早くに発見し、早くに改善することが非常に大切です。

 

激しく痛みがあったり、安静にしていても痛みが起こったり、痛みが増してきたり、1週間以上痛みやしびれが続いたり、下肢に力が入らなかったりする症状がある場合は、病院に行くことをお勧めします。

 

腰の周りの筋力アップをするための体操や筋肉をほぐすためのストレッチは、坐骨神経痛だけでなく、軽い腰痛の場合、痛みの軽減に効果的です。

 

しかし、体操やストレッチも症状の程度などによって逆効果になることもあるため、自己判断では行わず、医師と相談して行うようにしましょう。

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