公開日:2022年 8月18日
更新日:2022年 10月10日
本日は腎盂がんについて解説させていただきます。
☆本記事の内容
銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。
このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。
腎盂がんの原因は、尿中発がん物質と接触することだと考えられています。
そのため、喫煙や染料、化学薬品、鎮痛剤や尿路結石などの慢性炎症、抗がん剤などが腎盂がんの発症と関わっていると言われています。
腎盂がんが発生することの多い年齢は50~70歳代で、発生の男女比は約2:1であるといわれています。
腎盂がんの症状で1番現れることが多い症状は、血尿です。腎盂がんによって現れる血尿は肉眼でわかる程度のものです。
尿管が血液でつまった場合や、がんが周りの組織に広がった場合には、腰や背中、わき腹の痛みやお腹のつっぱりが起こることもあります。
腎盂がんで現れる痛みは尿管結石と似ている痛みで、強い痛みが起こったり無くなったりします。場合によっては、排尿痛や頻尿が起こることもあります。
特に症状が無いこともあります。たまたま体を調べた時に腎盂がんであるということがわかることもあります。
腎盂がんの改善方法は、手術です。手術の方法には、開腹手術と鏡視下手術があります。
がんが離れた場所に転移をしている場合は、抗がん剤や放射線なども使って改善を行います。また、手術による改善の効果をより高めるために、手術の前や後に抗がん剤や放射線などを使うこともあります。
腎盂がんを改善するための手術で行われることの多い方法は、腹腔鏡手術です。
腹腔鏡手術は、腹部に5〜12mmくらいの小さい穴をあけて内視鏡や手術のための道具を入れるための筒を挿入し、炭酸ガスによって腹部を膨らませて筒から挿入した内視鏡によって腹腔内の状態をモニターに映し出して行う手術です。
手術をする医師は、モニターを見ながら手術を行います。最後に切除した臓器を小さい穴から取り出すのです。
膀胱近くの尿管も切除する場合は、下腹を縦に切開する開腹手術を行うことが多いです。
転移がない場合は、手術を行うことで根本的に改善することもあります。