公開日:2021年 9月23日
更新日:2021年 10月28日
本日は再発性多発軟骨炎について解説させていただきます。
☆本記事の内容
銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。
このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。
再発性多発軟骨炎の原因はわかっていません。
再発性多発軟骨炎は男性も女性も同じくらい発症する可能性がある疾患です。
発症する可能性のある年齢は非常に幅広く、3歳から97歳までです。中でも発症することが多い年齢は、40~69歳であると言われています。
再発性多発軟骨炎の症状は、炎症がおこる軟骨の部位によって違います。
多くの場合は、炎症が起こった部分の体表や耳介軟骨や鼻軟骨、眼球や皮膚に赤い腫れや痛みが起こります。耳介軟骨と鼻軟骨炎の炎症が長引くと変形します。他にも、難聴やめまい、ふらつき、吐き気などが起こることもあります。
気道に炎症が起きると、気道が狭くなるため呼吸の音が呼吸困難のような状態になります。心臓に影響した場合、心筋梗塞や弁膜症が起きることがあり、中枢神経に影響した場合は、脳梗塞や脳出血が起きることもあります。
再発性多発軟骨炎の主な改善方法は、ステロイド剤を使うことです。ステロイド材を使うことで炎症を軽くするのです。
炎症が強く、呼吸器や眼、循環器、腎などの重要な臓器に障害がある場合は、たくさんの量の経口ステロイド剤を使うこともあります。気道病変がある場合は、ステロイド材と合わせて免疫抑制剤を使うことも多いです。
気道の病変が重大な場合は気管切開をしたり気管に合わせて筒状の物体を入れて強度を強くする方法を使ったりすることもあります。
再発性多発軟骨炎では、基本的になるべく炎症が起きている部位を避けるように注意することが大事です。
気道に病変がある場合は、気温や気圧、刺激物質の暴露などの環境の急激な変化や、風邪などの呼吸器に起こる感染症を避けることが非常に大切です。
また、耳介軟骨や鼻軟骨炎、皮膚などの体表に近い部位で炎症が起こると、物理的な摩擦などの刺激にも注意が必要です。
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