公開日:2022年 12月 8日
更新日:2022年 12月18日
本日は小腸がんについて解説させていただきます。
☆本記事の内容
銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。
このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。
小腸がんの原因は、リスク因子はクローン病や潰瘍性大腸炎などの自己免疫の病気、家族性大腸腺腫症、ポイツイエガース症候群、リンチ症候群などの遺伝性の病気です。
小腸がんは、同じ消化器の胃がんや大腸がんと比べて非常に少ない割合のがんです。
小腸は、胃と大腸の間に存在します。そのため、細菌やウイルス、飲食物などによる外からの刺激を受けにくい臓器であることが、小腸がんを発症しにくい理由の1つであると考えられています。
小腸がんの症状は、腹痛や吐き気、おう吐です。これらの症状は、腸が塞がれる腸閉塞によっておこります。がんが発生している部分から出血することで、下血や貧血も見られます。
小腸がんの症状はがんが進んで大きくなると現れます。現れた症状からがんが発見されることが多いです。
小腸がんの改善方法は、がんの深さや転移の有無などによって違います。内視鏡による切除が行われたりがんの周りのリンパ節も含めて外科手術で切除したり、抗がん剤を使ったりします。
小腸がんは、同じ消化管の胃がんや大腸がんに比べると同じステージでも再発するリスクが高いといわれています。今のところ再発を防ぐための改善方法は確立されておらず、手術をした後には慎重に経過を観察することが大事です。
小腸がんは早期発見をすることが非常に難しいがんであると言われています。なぜ早期発見が難しいのかというと、病気の初期の段階で、自覚症状が出にくいためです。
通常の内視鏡では小腸まで届かないため定期的に調べていても見つからないことが多いことも早期発見が難しい原因になっています。そのため、小腸がんは進んで症状が現れてから発見されることが多いです。