公開日:2021年 7月23日
更新日:2021年 8月15日
本日は変形性膝関節症について解説させていただきます。
☆本記事の内容
銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。
このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。
ほとんどの変形性膝関節症の原因は関節軟骨の老化です。他にも、肥満や遺伝子なども関係していると考えられています。
歳を取ると関節軟骨がだんだんと弾力性を失いすり減っていきます。軟骨がすり減ることによって関節が変形し、変形性膝関節症を発症するのです。
場合によっては、骨折や靱帯や半月板などの損傷や、化膿性関節炎などの感染症の後遺症が原因で起こることもあります。
変形性膝関節症の主な症状は膝の痛みと膝に水がたまることです。
初めは立ち上がる時や歩き始める時など動き始める時に症状が現れます。初期段階では、休めば症状が改善されることが多いです。
しかし、だんだんと正座や階段の上り下りが難しくなり、最終的には安静にしていても痛みを感じるようになります。この頃には膝の変形が目立つようになり、膝を伸ばし切ることができず歩くことも難しくなります。
変形性膝関節症を改善するためには、薬やヒアルロン酸注射、手術やリハビリなど様々です。器具を使って改善に取り組むこともあります。
症状が軽い場合、痛み止めの薬やヒアルロン酸注射などで改善を行うことが多いです。リハビリテーションや膝を温めることで改善に取り組むこともあります。
改善を行なってもなかなか効果が見られない場合、手術を行うこともあります。症状に合わせて内視鏡手術や骨を切って変形を矯正する手術、人工膝関節置換術などの手術が行われます。
一度すり減ってしまった軟骨は元には戻りません。そのため、予防をすることできるだけ早く改善に取り組んで病気が進まないようにすることが非常に大切です。
変形性膝関節症を予防するために注意できることは、大腿四頭筋を鍛えることやできるだけ正座をしないこと、肥満の状態にならないこと、膝を温めて血行を良くすること、洋式トイレを使うことなどです。
変形性膝関節症では膝の痛みはだんだんと悪くなっていきます。変形性膝関節症の初期症状のような症状がある場合は病院に相談に行くことをお勧めいたします。
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