公開日:2021年 8月 1日
更新日:2021年 8月17日
本日は腋臭症について解説させていただきます。
☆本記事の内容
銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。
このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。
腋臭症の原因は、アポクリン汗腺から分泌される汗です。アポクリン汗腺から分泌される汗にはタンパク質や脂質などの有機酸が含まれています。この有機酸が常に脇にいる菌に分解され、匂いが発生します。
腋臭症を引き起こす要因となることには、遺伝や性ホルモン、生活習慣の乱れなどがあります。
女性の場合は、性ホルモンの強い影響を受ける月経の時や妊娠や出産の時などに一時的に腋臭症が現れることもあります。
腋臭症の症状は、脇の下から独特な嫌な匂いがすることです。この匂いは、脇を特に上げていなくても感じます。
さらに、腋臭症では下着やTシャツなどの脇に触れる部分が黄色くなります。一般的に脇汗は透明な色をしています。
しかし、腋臭症の場合、脇汗にたんぱく質や脂質、糖質、鉄分、アンモニアなどのいろいろな物質が含まれています。そのため、脇に触れる部分の衣類が黄色く変色するのです。
腋臭症の症状の程度は人によって様々です。症状が軽い場合は自分で対処を行うことで改善することができます。
症状が軽い場合の改善方法は、こまめに脇汗を拭くことや脇毛の処理をきちんとすること、制汗剤や殺菌剤を使うことです。
自分で対処を行っても気になる場合は、皮膚科や形成外科に行くことをお勧めします。病院では手術やボトックス注射などで改善を行います。
腋臭症は、症状の程度や原因によって改善方法が違います。匂いが気になる場合は医師と相談の上改善に取り組むことをお勧めいたします。
腋臭症の原因は遺伝であることもあるため、完全に予防することはできませんが、日常生活で気をつけることによって匂いの程度を軽くすることができます。
匂いを軽くするために気をつけることの1つ目は食生活の改善です。肉などの高カロリー、高脂肪食や牛乳やバターなどの乳脂肪分が多いものは腋臭症の原因となるため避けると良いでしょう。
2つ目は飲酒や喫煙を控えることです。アルコールやニコチンは汗腺を刺激するため、アポクリン汗腺が活発に働いてしまいます。そのため控えることをお勧めします。
3つ目はストレスを溜めないことです。ストレスがあると交感神経が優位に働き、汗をかくことにつながります。そのためストレスを溜めないことも大事なのです。
4つ目は運動する習慣をつけることです。運動を習慣にしてこまめに汗をかくことで老廃物を出すことができます。老廃物は細菌の繁殖に関係しているため、老廃物をこまめに出すことは匂いを軽くすることにつながるのです。
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