公開日:2021年 10月11日
更新日:2021年 10月19日
本日は中隔視神経形成異常症について解説させていただきます。
☆本記事の内容
銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。
このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。
中隔視神経形成異常症の原因は、わかっていません。遺伝子の異常が関係しているという報告もありますが、ほとんどが原因不明で、遺伝との関係もわかっていません。
若年出産や母体の喫煙や飲酒、薬物などの環境が影響していると言われていますが、いまだにわかっていないことが多い疾患です。
中隔視神経形成異常症の症状は、視力が弱いことや眼振などです。さらに、低身長や低血糖、徐脈、多尿などいろいろなホルモン分泌不全症状が現れます。
知的障害や運動発達の遅れも見られます。程度は非常に軽い場合も重い場合もあり、人によってそれぞれです。中にはてんかん発作を起こす場合もあります。
目の症状や発達の遅れは、病気の発症に気がつくきっかけになることが多いです。
中隔視神経形成異常症の根本的な疾患の根本的な改善方法はありません。症状に対して改善を行います。
低身長などのホルモン分泌不全症状には、足りないホルモンを補充します。てんかんの症状がある場合は、抗てんかん薬を使って改善を行います。
発達遅れや知的障害に対しては、リハビリテーションを行うことが多いです。リハビリテーションは、発達の遅れや知的障害の程度は個人差が大きいため、程度に合わせて行います。
症状によってホルモン分泌不全があり副腎皮質ホルモンを補充している場合は、感染症への感染や、発熱など体に大きなストレスがかかる状況になった時には副腎皮質ホルモンの量を増やすことが必要になります。
また、手術を行う場合も体に大きなストレスがかかります。手術を行うときも副腎皮質ホルモンの補充の量を増やすことが必要です。
中隔視神経形成異常症は、眼だけではなくホルモンの分泌にも大きく影響がある疾患です。症状にも個人差があるため、医師と相談して個人に合った改善を行うことが大切なのです。
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