公開日:2021年 7月23日
更新日:2021年 8月22日
本日は変形性肘関節症について解説させていただきます。
☆本記事の内容
銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。
このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。
変形性肘関節症の原因は、運動や労働です。野球で肘関節を痛めた経験があったり、柔道などで肘を捻挫した経験があったりするというようなスポーツの障害の後に起こることも多いです。
変形性肘関節症の骨の変形は、長い期間肘に負担がかかり続けることによって関節の軟骨が擦り減って起こるものなのです。
場合によっては、骨折をして回復した後に骨が変形して変形性肘関節症を引き起こすこともあります。
変形性肘関節症の症状は、手の痛みや痺れ、筋力が下がることです。初期は、運動や労働などをしていて関節に負担がかかったときに痛みが起こります。
変形が大きくなると、着替えたり食事をしたりするというような日常生活を送る上で必要な動作をする時にも痛みが起きるようになります。
変形が大きくなってくると、神経が圧迫されていきます。神経が圧迫されることで手の痺れが起きたり筋力が低下したりする症状も起こります。
変形性肘関節症の症状が進むと、肘部管症候群を引き起こすこともあります。
変形性肘関節症を改善するためには、薬や超音波などを使います。基本的には痛みが強い場合も動きに制限がある場合も痛みと炎症を和らげることを目的に改善を行います。
湿布などの外用薬や消炎鎮痛剤を使って薬で改善を行ったり超音波などで改善を行ったりすることと同時に、可動域を保つためのトレーニングや症状の進行を防ぐためのトレーニングなども行います。
神経に障害が起こった場合には手術を行うこともあります。手術を行っても肘の変形は戻りません。そのため、手術をしても変形は残ります。
変形性肘関節症を予防するためには、日常生活を送る上で関節に負担をかけないように気をつけることが大事です。
肘を冷やさない、長い時間同じ姿勢が続かないようにする、適度に運動やストレッチをする、肘関節の周りの筋肉を鍛えるなどを行うことで肘に負担がかからないようにすることができ、変形性肘関節症を防ぐことができます。
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