公開日:2019年 12月23日
更新日:2026年 1月 6日
本日は肩こりについて解説させて頂きます。
銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。
このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。
☆本記事の内容
肩こりは、首の後ろ、首から肩、肩甲骨のまわりに感じる痛みと鈍痛がつづく状態です。肩の関節は鎖骨と上腕骨、肩甲骨で3つの骨で構成されております。肩甲骨には17種類の筋肉が付いており、それぞれが役割を果たしています。
①僧帽筋
②三角筋
③広背筋
④上腕三頭筋(長頭)
⑤前鋸筋
⑥棘上筋
⑦棘下筋
⑧肩甲下筋
⑨小円筋
⑩大円筋
⑪肩甲挙筋
⑫上腕二頭筋
⑬大菱形筋
⑭小菱形筋
⑮烏口腕筋
⑯小胸筋
⑰肩甲舌骨筋(下腹)
肩の代表的な筋肉、僧帽筋があります。
僧帽筋は副神経という脳神経に支配されており、脳の疲労度で僧帽筋が硬くなる特徴があります。これはオーバーフロー現象といいます。
肩こりはストレス、脳の疲労、うつ症状など精神的要因も関係があります。
肩には17種類の筋肉があります。
姿勢、胸式呼吸のクセ、過去の事故など、様々な理由から硬くなります。
現代社会ではスマホ、パソコン作業など前傾姿勢する時間が多く、ストレートネックの要因にもなっております。
ストレートネックから起きる肩凝りもあるため、骨の構造を注視する必要があります。
肩にある僧帽筋は副神経支配です。副神経は脳神経のひとつで脳の疲労度、いわゆる、精神的ストレスや過剰興奮によって、副神経に伝わり、肩周りの緊張が強くなります。(筋スパズム)
東洋医学では寒邪といい、からだ内部に冷えが入り込むことにより、さまざまな悪影響を及ぼすことをいいます。
寒邪が体に入り込んだ場合、内臓の温度低下や血液の流れが悪くなったりすることで肩こりが悪化すると考えられております。
肩の筋肉のこりだけが原因ならこんなに多くの人が肩こりで悩んでいるはずがありません。ほぐせばいいからです。
なぜ肩こりの人がこんなに多いのかというと、肩こりの原因は把握しているだけでも9種類あるからです。
肩の筋肉、脳、精神、内臓、人体、骨、血流、イオンバランス、関節の軸です。
※関節は構造によって軸が決まっており一旦ズレるとその不具合から守ろうとして周りの筋肉が硬くなります。
肩が凝っているのは体の反応なのです。肩こりを改善するためには、なぜ肩の筋肉をかたまらせないといけないのかを考えることが大事です。
頚椎からはじまり、肩甲骨まで付いている筋肉のトリガーポイントを中心に鍼灸をおこないます。肩まわりにある毛細血管をひろげさせる鍼灸で、肩こりの原因である血流の低下をふせぎます。
普段からの姿勢によってかたまった背骨を調整することで凝りにくいカラダにすることができます。 鍼灸とあわせて、骨格矯正もおこないます。 肩こりは3回の鍼灸で効果がでることが多く、軽い方であれば1回で回復されます。
肩こりの鍼灸は肩の局所的なアプローチが基本になります。利用者様の鍼灸に対する感受性をみながら行います。
マッサージや整体などで、強い刺激で揉まれたり、押されたりされたことで翌日、筋肉痛を伴うことがあります。これは揉み返しといって、カラダにとって悪影響になります。
銀座そうぜん鍼灸院では2種類の鍼灸を使い分けております。
肩こりへの鍼灸は、科学的にみても非常に効果的です。すなわち、疼痛物質による刺激伝達の場合、脳が損傷したことを知り、血液を集めて改善しようとします。鍼灸によって自然に自分で改善する力を発揮させるのです。
疲労物質で神経が神経が刺激を受けた場合、カラダの鈍痛が脳に伝える神経線維が大きく興奮します。その場合、肩のコリや鈍痛が不明瞭になり、また、自然に自分で改善する力が働きづらい環境になるため、肩こりは非常に辛くなります。
こうした非常に辛くなった肩凝りの場合、コリの部分に鍼を深めに刺入していくと組織が損傷し、細胞から発痛物質がでることで脳が改善すべき場所を知り、自然に自分で改善する力を働かせます。酷い症状には深層筋への鍼灸をお勧め致します。
肩こり、腰痛、頭痛などのマッサージをしても湿布貼っても良くならない痛みは筋肉だけの問題ではないかもしれません。痛みを脳が作り出している可能性があるのです。
最新の痛みの研究で注目されるキーワードで「中枢感作」というキーワードがあります。
これは、脳や脊髄の中で痛みを処理する回路が過敏になり過ぎてしまうことによって本来なら痛くない刺激でも痛みを感じる状態のことです。いわば神経の痛みアンプが壊れてしまって小さな音でも爆音に聞こえてしまうような現象です。
〈なぜそんなことが起きるのか〉
①持続する末梢からの痛み刺激
肩や腰の筋肉から繰り返し痛みの信号が送られると脊髄の中の神経が過敏になります。
②脊髄骨格の過敏化
痛みを強める物質のサブスタンスPグルタミン酸が出過ぎることで痛みを伝えるNMDA受容体が常にオンになり興奮し続けます。
③ブレーキが故障
GABAやセロトニンといった抑制系の神経によって痛みをコントロールしていますが、これらが正しく機能しなくなるため痛みのアクセルが全開になってしまいます。
④脳の痛みの回路が痛みを学習
視床や体性感覚野で痛みの感覚が拡大し、これに続いて扁桃体や前頭前野で痛みの恐怖が定着し痛みが慢性化します。
〈現れる症状〉
①アロディニア
本来なら痛みを伴わない軽い刺激でも痛みとして感じてしまいます。
②痛覚過敏
普通の痛みや刺激が過剰に強く感じ、さらに痛みがどんどん広がっていきます。肩の痛みが首や頭にまで及んで範囲が拡大していくのです。また、怪我や炎症が終わっても痛みが続きます。これこそが慢性化した肩こりや腰痛の正体の1つと言われています。
セルフケアは、姿勢と動きの改善です。長時間のデスクワークは肩こりに大敵です。30分に1度は肩を回したり首を傾げたり肩甲骨を寄せたりしましょう。小さな動きでも脳に血流が戻ったという安心信号を届けることができます。肩を寄せて上を向き、30秒維持すると理想です。
回すのも悪くはないですが、回せる範囲は人によって違います。また、スーツなどの場合はなかなか大きく回せません。なのでアプローチするとしたらぐっと寄せたりデスクワークとは逆の方向性に姿勢を維持したりしてほしいです。
胸を張って上を向いて頸椎と胸椎に負荷がかかるように力を入れて30秒維持できると良いでしょう。終わった後はすごく楽になるはずです。
1番大事なのは食事によるサポートです。中枢感作による症状に関しては食事のアプローチが1番効果があります。中枢感作は脳や脊髄が過敏になることで痛みを増幅させる状態です。その背景には慢性炎症、酸化ストレス、神経伝達物質のバランス異常が関与しています。
オススメの食品は、抗炎症性作用を持つ食品です。
青魚、鯖、イワシ、さんま→EPA、DHAが神経炎症を抑えて神経の感受性を下げてくれます。
オリーブオイル、アボガド、ナッツ→オメガ3脂肪酸やオレイン酸が炎症性サイトカインを減少させてくれます。
ブロッコリー、パプリカ、ほうれん草→ビタミンC、ビタミンE、ポリフェノールは酸化ストレスを軽減してくれます。
ターメリック、クルクミン、生姜→抗炎症作用、抗酸化作用で神経過敏を和らげてくれます。
さらに大事なのは神経伝達をサポートする栄養素です。
・トリプトファン
豆腐、納豆、乳製品、バナナに含まれるトリプトファンはセロトニンの合成を助けて痛みの抑制や気分の安定に関与します。
・ビタミンB群
豚肉、卵、玄米、レバーに含まれるビタミンB群は神経の代謝を正常化し神経伝達をサポートします。
・マグネシウム
海藻、胡麻、アーモンド、豆類に含まれるマグネシウムはNMDA受容体の過剰な興奮を抑制し神経を安定させます。
・亜鉛
牡蠣、カボチャの種、牛肉に含まれる亜鉛は、神経伝達物質の合成を助け、免疫と神経機能を安定化します。
脳腸相関はうつ症状では非常に重要です。腸内環境がうつ症状を悪化させたり、脳の状態が落ち着かないことで腸の動きが悪くなったりするのです。
腸内フローラを増やすためには発酵食品であるヨーグルトや味噌、キムチがオススメです。腸内の炎症を抑えてセロトニンの産生を高めてくれます。食物繊維も大事です。雑穀、野菜、果物は腸内環境を整え自律神経を安定させます。
避けてほしい食品は、精製糖です。お菓子や清涼飲料水が血糖を乱高下し、痛みの感受性を高めてしまうのです。加工食品も避けましょう。ファーストフードやスナック菓子に含まれるトランス脂肪酸は慢性炎症を促進します。過度なカフェインやアルコールも自律神経を乱し睡眠の質を低下させるためよくありません。
中枢感作に対抗する理想の食事があります。
朝:納豆ご飯、味噌汁、バナナ
トリプトファンを摂取して腸内環境をサポートします。
昼:鯖の塩焼き、玄米、ブロッコリー
EPAや抗酸化作用を狙います。
完食:アーモンド、ヨーグルト
マグネシウムと乳酸菌の摂取をします。
夜:鳥の胸肉の野菜炒め、ほうれん草のおひたし、きのこ汁
ビタミンB群で抗炎症作用を狙います。
抗炎症食品で神経の炎症を抑え、神経伝達物質を助ける栄養素で過敏な痛みの回路を落ち着かせることが大事なのです。腸内環境を整えて脳のストレス反応を抑制し、避けたい食品を抑え脳と体に優しい食習慣を続けることが肩こりや慢性痛の改善につながります。
慢性の肩こりや腰痛は脳が痛みを記憶している状態とも言えます。中枢感作は痛みを長引かせる見えない仕組みです。姿勢を変える、過度な運動、心を落ち着ける時間、質の良い睡眠、体を労わる食事などの日々の習慣が脳に働きかけ痛みの悪循環を断ち切る第一歩になるでしょう。
肩と背中の疲れの原因は同じ姿勢による筋肉のこりの問題と内臓の問題の2種類です。
〈筋肉残りの問題〉
デスクワークで背中を丸くして常にパソコンをして仕事をしている人や常に子供を抱っこしているお母さん、家事を常にしている主婦の方は菱形筋という背中の筋肉を使っています。菱形筋は背骨と肩甲骨の間にある筋肉で、前傾姿勢になると肩甲骨を支える働きを持っています。そのため前傾姿勢になると菱形筋が良く働き、こりや痛みにつながるのです。
〈内臓の問題〉
背中の筋肉は内臓からの影響を受けます。これは内臓体性反射といい、内臓の調子が背中のこりとなって現れる症状です。特に1番影響を受けるのは、胃と大腸、肝臓です。飲み過ぎ食べ過ぎで内臓に負担をかけると背中に鈍痛が起こるようになります。
菱形筋は絶対マッサージしてはいけません。腕を内側に引いて行うストレッチは大丈夫ですが、揉んでしまうと非常にこりやすくなってしまいます。
菱形筋は厚みが薄く下に肋骨があるため、上から押されると筋肉が傷ついてしまい体が守ろうとして硬くなろうとしてさらに症状が悪化する可能性があるのです。マッサージは気持ち良いですが、絶対に揉まないでください。
前傾姿勢は肩甲骨が外に広がることで作られます。肩甲骨が内に入るようにストレッチをすると症状がなくなります。
そのためには胸の筋肉のストレッチを行います。
手を開いて壁について伸ばしましょう。この時思いっきり胸を張ってください。10秒3セット行うことで違いがわかると思います。
デスクワークや家事などの作業は全て手が内巻きで行う作業です。肩甲骨が引っ張られて外に広がってしまうこの内巻きを改善しなければ肩と背中のこりは改善されません。
そのためにはストレッチを行います。
手のひらを壁について腕を伸ばし切って胸を張ります。目線は壁と反対にし、指は真下に向けましょう。きついストレッチですが、10秒3セット行うことをお勧めします。
肩と背中の張りがある程度楽になったら広背筋の筋トレをしましょう。100円ショップでゴムのワイヤーが売っています。それを使ってゴムを頭の後ろに伸ばして持っていき上下しましょう。肩甲骨を下に引くイメージで行います。
体は柔らかければ良いわけではありません。当院ではバレリーナやヨガの先生でも肩こりや腰痛に悩まされています。ある程度改善されたら筋トレで良い状態を体に癖付けていきましょう。
胃に効果的なツボは足三里です。足三里は奥の細道で有名なツボです。「もも引きの破れをつづり、笠の緒付かえて、三里に灸するより松島の月先心にかかりて」これは、鍼灸師なら誰でも知っている奥の細道の一説です。
足の脛にあり膝から下3cmにあります。ここにお灸を3回行いましょう。
肝臓に効果的なツボは期門です。期門は肝臓の自己回復能力がアップしガンマGPTなどの数値が下がる効果のあるツボです。
ツボは第6肋骨と第7肋骨のあたりにあります。特に右の肋骨に触れましょう。乳首から下5〜6センチのところを軽く押して痛い場所を押しましょう。千年灸を3回できれば理想です。
大腸に効果的なツボは曲池です。曲池は肘の外側にあるツボで押すと非常に痛いです。お通じにも効くツボのため、便通が悪い人にもお勧めです。
ツボは効かせ方があります。正確な場所や押す角度、押す力が合わさることで通常のツボの効果が発揮されるのです。鍼を使う理由はこれで、手で押すよりも鍼の方が体がすぐ変化します。
ツボの正しい場所は押すととても痛かったり他の場所に響いたりします。
押す角度はそれぞれツボによって正しい角度があります。
押す力はどこかに響くくらい強く押さないと効きません。皮膚が凹むくらい押しましょう。ある程度刺激がないと原因の場所に変化が出ないため痛みが必要なのです。
痛みが苦手ない人はピップエレキバンや薬局に売っている貼る鍼でも良いです。千年灸があれば同じ場所に3回貼りましょう。
①上を向きます。胸があるくらい上を向き、首の後ろ側が痛かったり、肩や肩甲骨、腰にまで突っかかりを感じたりする人は相当肩こりが辛いはずです。
②バンザイして腕が耳にくっつくかを見ます。腕がスムーズに頭の後ろくらいにまでいかないといけません。腕が痛くて耳にくっつかない人は揉んでも改善しない辛い肩こりです。
1.気戸
鎖骨の真ん中から下1cmにあるツボです。
まっすぐ押しましょう。肩に響く感覚があれば良いです。
脇の下や胸に響くくらい強く押しましょう。
2.天窓
首の真横にあるツボです。
コリコリとした場所を背骨に向かって押します。
押した時に肩甲骨や背骨に響く感覚があれば良いです。
3.郄門
腕の前面の真ん中にあります。
押すと手のひらまで響きます。
4.臂臑
肩の外側に三角筋があります。前と真ん中、後ろに分かれている三角筋の3つの部分が合流する場所にあります。
真横から下に下がっていくと非常に痛い場所があります。
手の方まで響くと良いです。
5.肩井
肩を上からなぞってコリコリという場所を探しましょう。この膨らみにくっつく肩甲挙筋が肩こりの1番の原因です。
この膨らみを内斜めに押します。
押しながら探っても良いです。頭や顎、腕に響くと良いです。
ツボはこりやすいポイントです。先人たちが見つけた体を変化させやすいポイントなのです。
ただし、ツボの効かせ方はコツが必要です。正確な場所、角度、押す力が必要です。紹介した場所を思いっきり押してほしいと思います。
・年齢、性別
40代女性 専業主婦
・肩凝りを感じた時期
20代から感じていたと思う。働いていたときは感じなかったが最近は常に感じる。子泣きじじぃが乗っている感覚。
・肩凝りが酷くなるきっかけ
特に思い当たらない。ちゃんと寝ているし、悩みもない。パーソナルトレーナーに御願いして肩凝りに対する筋肉トレーニングもしている。
・整形外科、マッサージ師の対応
電気、リハビリ、マッサージ師の筋膜リリースを受けたが全く効かない。効果が感じられない。
・銀座そうぜん鍼灸院の来院経緯
友人の紹介
カウンセリングをしたところ、肩甲挙筋と脳の過覚醒が確認できました。
肩甲挙筋とは、第1~4頸椎横突起から肩甲骨上角、内側縁につく筋肉です。肩甲骨を首に持ち上げる役割をになっています。
まず、この筋肉が異常に固まっていました。肩を上にひく動作もやっていただきましたが、両肩ともうまく持ち上がりませんでした。
また、脳の過覚醒についても確認できました。
脳の過覚醒とは、ストレスを受けた際に生じる体の反応が長期間続くことです。
人間は状況に合わせて、体を適応させる生き物です。強いストレス、厳しい環境に置かれても、体温の調節や心拍の増加などを行い、一早く対応します。
この適応力が誤作動を起こし、必要がないところでも過剰に反応してしまうことが『脳の過覚醒』といわれるものです。
以下のポイントを施術していきます。
①肩甲挙筋のこりの除去
首のコリを正常な筋肉に戻していきます。
②脳の過覚醒の開放
脳の過覚醒は自律神経の影響が強く関与しています。交感神経を副交感神経の切り替えを促します。
体を調べたところ、肩甲骨の動き以外、異常なところは見つかりませんでした。これは利用者様の訴えに比べて、肩の状態はそれほど悪くありませんでした。
次に、脳の興奮度合を確認します。当院は積聚鍼灸を使って判断します。すると、瘀血のサインが確認できました。瘀血のアプローチも補助的に取り入れ、鍼灸を行いました。
結果、7回の鍼灸で肩こりは全く無くなりました。仕事を始めたとのご報告を受け、現在もたまに来院されますが、以前のような子泣きじじいが乗っているような肩こりはありません。
脳の過覚醒と瘀血に使われたツボをご紹介します。
百会の百は多種多様という意味があり、会は交わるという意味があります。百会は多種多様な経絡が交わるという意味のツボです。
風池の風は風邪という意味です。風池には、風門から体に入り込んだ風邪池のようにたまるところという意味があるといわれています。
風池は肩こりや首こりを改善するためによく使われるツボですが、他にも、頭痛や風邪、眼精疲労などの目や耳、鼻、脳の充血や炎症を取り除くために効果的であると言われています。
天柱の天は頭部の意味、柱は支えるという意味です。天柱は、頭部の重要なツボなのです。
天柱は、肩や首のこりや疲れ目などに効果的です。特に仕事でよくパソコンを使う人には肩こりや首こり、疲れ目などの悩みを抱えている人が多いため、非常に有効なツボです。
天柱は、頭部や首の肉体的な疲れだけでなく、緊張性頭痛にも効果を発揮します。神経的な疲れやイライラした時にも有効なツボなのです。
百会は、頭頂部にあるツボです。左右の耳孔を結んだ線と頭の正中を通る線との交わる点にあります。
百会を押す時には、百会の周りも含めて押すとより心地よさを感じることができます。
さらに、百会には、お灸もお勧めです。髪を左右に分けてお灸を行うことで、非常にすっきりとした感覚を実感することができます。
風池は、後頭部にあるツボです。後頭部にある髪のはえぎわにあります。少し上を向いた時に背骨から上がって指が止まるくぼみの部分と耳の下を結んだ中間点が風池です。
押すときは、親指を立て、頭の中心にむかって押します。力加減は、痛気持ち良いくらいがお勧めです。親指をツボに当てて息を吐きながらゆっくりと頭を後ろに倒す方法もお勧めです。
風池は、ホットタオル温めることも効果的です。
天柱は後頭部にあるツボです。うなじの生え際部分の外側のへこみにあります。
押すときは、親指で痛気持ち良いくらいの強さで押します。天柱を押す時には、合わせて風池も押すことでより肩こり改善につながります。
本ページをまとめます。
肩こりというと,肩の筋肉を想像しがちですが、筋肉のコリは原因の一つでしかありません。
利用者様に必ずご説明していることがあります。
『痛みはサイレンであり、火事場は他の場所にある』
今回は脳の過覚醒が強く関与していたため起きた肩こりでした。
マッサージ・整体の対処法もありますが、勇気を出して経験豊富な院長によるトリガーポイント鍼灸を受けてみませんか?
お力になれるよう対応致します。
・年齢・性別
30代男性
・肩の痛みを感じた時期
3年前から
・肩が痛むきっかけ
草野球での投げすぎ
・整形外科の対応
肩の後ろ側にステロイド注射を5回以上、理学療法士によるリハビリを10回以上受けたが回復の兆候はなし
渋谷の整形外科でPHPの処置を3回受けたが痛みは変わらなかった。
・ほかの対策
カイロプラクティックで脊椎の矯正を週1回施術してもらっている
・銀座そうぜん鍼灸院の来院経緯
上腕二頭筋長頭腱炎のサイトでみて
カウンセリングをして症状を見たところ、大円筋、小胸筋、肩甲下筋の緊張が痛みを出しているとわかりました。
投球動作の加速期のみ痛みが出ることだったので、負傷部位が特定しやすかったです。
骨端線離開(骨がはがれる)、肩甲上神経の影響は確認できませんでした。
以下のポイントを施術していきます。
野球肩によく使われるツボをご紹介します。
この方の場合、肩甲下筋のコリが一番の原因でしたが、ストレッチのやりすぎも慢性化した一因でした。
痛みが感じる時期のストレッチは筋肉の状態を悪化させます。
この負のサイクルに入っていました。
私からアドバイスは2点
2ヶ月8回の鍼灸で、投球動作による痛みはゼロになりました。
投げ込みをすると、肩はだるくなるが痛みはないとのこと。