公開日:2022年 3月23日
更新日:2022年 4月17日
本日はチャージ症候群について解説させていただきます。
☆本記事の内容
銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。
このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。
チャージ症候群の原因は遺伝子の異常です。チャージ症候群を発症している人の中で、約7割の人にCHD7遺伝子の変化が見られるということがわかっています。
どのような場合にチャージ症候群の子供が生まれやすいという要因はありません。遺伝で発症している人もほとんどいません。
チャージ症候群を発症している人の子供がチャージ症候群である確率は50%であるとされています。
チャージ症候群の症状は、命に関係する症状と視覚、嗅覚、聴覚の異常です。そのため、上手に哺乳ができなかったり、上手に呼吸ができなかったりすることもあります。さらに、心臓の病気に関係する症状が現れることもあります。
さらに、成長や発達の遅れが現れるため、比較的体が小さく、発達が進む速さもゆっくりです。
症状には個人差があるため、どの症状が現れるのかということや症状の程度については人によって大きく違います。全ての症状が現れるわけではないのです。ただし、1つだけではなく多くの症状が現れることがほとんどです。
チャージ症候群では、現れている症状に対して改善を行なっていきます。改善を行う上では、症状をなくすことはできなくても症状に対処する方法を医師と相談して行うことで、成長をサポートすることが大事になります。
耳の異常によって聴力に障害がある場合は、早い段階で補聴器をつけることで言葉を理解する力を早くから身につけることにつながります。
目の異常によって視力に障害がある場合は、早い段階で眼鏡を使うことで色々なものを見て成長することができます。
目の障害や耳の障害によって意思の疎通が難しい場合、意思の疎通をする能力の成長のためには、3歳までにコミュニケーションのトレーニングを始めておくことが非常に重要であると言われているためトレーニングも大事です。
哺乳ができない場合は口の運動や知覚がない状態が続くことになるため、手や器具で口の中に刺激を与えることが必要になります。口の中に刺激を与えておくことで成長した時に、食べ物を飲む込むことが上手になるためです。
日常生活を送る上で、その場その場で困ることや難しいことは人によって違います。チャージ症候群では色々な症状が現れるため、その時に困っていることを家族や医師と相談しながら、生活をしやすい環境をサポートすることが大事なのです。
生まれてすぐの時は、心臓の病気や上手に呼吸ができないこと、上手に哺乳ができないことに対して改善を行うことが非常に大事です。
また、耳や目に障害がある場合、早めにサポートを始めることも大事になります。チャージ症候群では、色々なサポートが必要になるのです。ただし、周りの環境に興味を持って活発に活動している人も非常に多いです。
現在では、チャージ症候群の遺伝子を調べることができるようになり、検少しずつ困っている症状などがわかってきています。それにより、体調を崩した時にストレスホルモンの分泌に障害があったりすることもわかっています。
今後、さらに色々なことが明らかになると期待ができます。
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