公開日:2021年 7月23日
更新日:2021年 8月 6日
本日は先天性耳瘻孔について解説させていただきます。
☆本記事の内容
銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。
このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。
耳瘻孔ができる原因は、胎児の耳が作られるとき、いくつかある耳になるパーツがきちんと合わず隙間ができたことであると考えられています。
耳瘻孔の多くは遺伝的な要因が強いということも言われています。そのため、両親に耳瘻孔がある場合、その子どもにも耳瘻孔が起こる可能性が高いです。
耳瘻孔に炎症が起きる原因は、細菌感染です。
耳瘻孔の穴に汗や垢がたまると臭い匂いがします。さらに、穴から分泌液が出る症状が見られます。
細菌が入って細菌に感染した場合に起きる症状は、穴の周りの腫れや膿です。痛みや痒みなどを感じることもあります。
何度も感染を繰り返すと慢性化していきます。すると、穴の周りがただれて固くなります。周りに膿瘍ができることや、顔面に感染が広がることもあります。
基本的に耳瘻孔で炎症が起こった場合にはこのような症状が現れますが、中には無症状の人もいます。
耳瘻孔の改善方法は手術です。一度でも感染した場合、再び感染する確率が高くなります。そのため、手術を行って摘出することで改善に取り組みます。手術は感染が完全に改善した後に行われます。
感染を起こしたことのない耳瘻孔の場合、経過観察をして様子を見ることが多いです。
耳瘻孔は放っておいても自然に塞がることはありません。感染を起こしていない場合には様子を見ておくこともありますが、感染が繰り返される場合は抗生剤などで炎症を抑えます。
手術を行う場合には、成人の場合局所麻酔、子供の場合は全身麻酔で行います。
11時から21時
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