社会不安障害の鍼灸【原因・定義・症状】

公開日:2021年  5月23日

更新日:2021年  6月14日

今日は社会不安障害について解説させていただきます。

☆本記事の内容

 ・社会不安障害とは

 ・社会不安障害の原因

 ・社会不安障害の症状

 ・社会不安障害の改善方法

 ・社会不安障害のまとめ

社会不安障害は緊張を感じすぎて日常生活に支障が出る

社会不安障害は、人前に出た時やある特定の状況で何かをすることになった時、緊張を感じすぎてしまい不安や恐怖を感じ、段々と人前に出るような緊張する場面を避け始める病気です。

 

誰でも緊張を感じることはあります。しかし、ほとんどは色々な場面を経験することで自然に過ごせるようになります。

 

しかし社会不安障害の場合、色々な場面を経験することでどんどん緊張を感じるようになってしまい、日常生活に支障が出るほどになります。

 

社会不安障害は、そのままにしておくとうつ病など精神病につながる可能性もあります。

体質や育ってきた環境が大きく影響して社会不安障害が起きる

社交不安障害の原因は、はっきりとはわかっていません。しかし、体質や育ってきた環境が大きく影響して社会不安障害が起きると考えられています。

 

体質的には、脳の扁桃体が過活動状態になりやすい人や、社会的な状況において戸惑いを感じ動けなくなる人に起こりやすいと考えられています。

 

体質的に社会不安障害を起こしやすい人が緊張した時などに大きなストレスを感じると、パニックになり発作を起こすことがあるのです。

 

このような発作がきっかけとなり、社会不安障害が起きるのです。実際に人前などで大きな失敗をしてしまったことなどが社会不安障害につながることもあります。

育ってきた環境では幼児期の家庭環境が影響します。幼児期に親が過保護であったり過剰なしつけを受けていたり、批判的な環境であったり、親から関心を持ってもらえなかったりする場合、社会不安障害が起きやすいと言われています。

 

両親の仲が悪かったり虐待を受けていたりする場合も社会不安障害が起きやすいと言われています。

社交不安障害の症状の特徴は、予期不安と回避行動

社交不安障害の症状の特徴は、予期不安と回避行動です。

 

予期不安とは、注目を集めたりや何か恥ずかしい行動をしてしまうかもしれないという強い不安や恐怖のことです。回避行動とは、そのようなことが起こるかもしれないと感じる状況を避けることです。

 

社会不安障害の人は、緊張を感じる状況で発汗したり手足が震えたりする症状が起こります。

 

そのような症状が現れることによって、周りに不信感を持たれるかもしれないという不安や恐怖を感じ始め、段々と症状が現れた時と同じ状況や行動を避けるようになるのです。

緊張を感じる状況になるとパニック発作を起こしてしまうこともあります。回避行動が悪化した場合は、学校や仕事に行くことができなくなったりうつ病を引き起こしてしまうこともあります。

 

社会不安障害には、限局型と全般型があります。限局型は、緊張を感じたり不安や恐怖を感じてしまう状況が1つだけの場合です。色々な状況で緊張や不安や恐怖を感じてしまう場合が全般型です。

 

全般型は社会不安障害の症状が重い場合がほとんどです。

改善法は、薬と不安を感じる状況に対して対処法を身につけること

社会不安障害を改善する方法は、薬と不安を感じる状況に対しての対処法を身につけることです。薬と対処法を身につける方法の両方を合わせて改善を行うとより効果的であると言われています。

 

社会不安障害を改善する際には、主にSSRIを使います。SSRIは脳の中のセロトニンのバランスを整える働きがあります。

 

SSRIの効果が現れるまでの期間には個人差がありますが、約2週間から8週間かけて少しずつ効果が現れると言われています。

 

SSRIと合わせてベンゾジアゼピン系抗不安薬が使われることもあります。ベンゾジアゼピン系抗不安薬は即効性があるため補助的に使われることが多いです。

 

他にも、震えや動悸、発汗などの症状を和らげるために降圧薬のβ遮断薬が使われることもあります。

不安を感じる状況に対しての対処法を身につける方法は、色々あります。不安や恐怖を感じることに対しては思考パターンを変えることで改善を行い、回避行動に対しては緊張感を和らげることで改善を行います。

 

例えば、自分の行動が周りに不信感を持たれているかを改めて考え直す機会を作り実際に確認することで不安や恐怖を和らげることにつなげたり、不安や恐怖を感じる状況を作り体験して少しずつ慣れ回避行動を和らげることにつなげたりするのです。

改善が遅れると社会との関わりが減ることもある

社会不安障害は、本人も悩みを多く抱えてしまいがちな病気です。性格が弱い、気持ちの問題、とすることは本人を苦しめてしまうことにもなります。

 

社会不安障害は、正しい知識をもつことが大切です。不安なことがある場合は、すぐに専門医に相談に行き、周りも支えてあげることが必要です。

 

改善が遅れると社会との関わりも減ってしまいます。早めに改善することが大切です。

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