公開日:2022年 1月23日
更新日:2022年 2月18日
本日は非定型うつ病について解説させていただきます。
☆本記事の内容
銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。
このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。
非定型うつ病の原因には、ある程度遺伝的要因が関係しているということがわかっています。
ただし、遺伝だけではなく、非定型うつ病を発症しやすい人には特徴があります。
特徴として挙げられることには、不安を感じやすい、対人関係において不安が強い、人前で過度に緊張する、目立つことが嫌い、他者の評価を過度に気にする、周りに過剰に気を遣う、などがあります。
不満が多く被害者意識が強い人や物事の捉え方が偏っている人も非定型うつ病を発症しやすいと言われています。
非定型うつ病は、性格によって他の人とスムーズにコミュニケーションを取ることができないことから精神的に安定せず発症することが多いと言えるのです。
非定型うつ病の症状の特徴は、気分の落ち込みはあっても好きなことは楽しめることです。他にも、寝過ぎてしまうことや食べ過ぎてしまうこと、強く疲れることなどがあります。
強い疲れによって、体が重く感じられることから一日中布団の上で過ごすなどの行動も見られます。
非定型うつ病ではタ方から夜にかけて落ち込んだ状態になりやすく、自分を強く責め、自分に対してイライラすることの多い一般的なうつ病と比べて、非定型うつ病では、他者に対してイライラすることが多いです。
非定型うつ病の改善方法は、薬とカウンセリングです。
今のところ、基本的には一般的なうつ病の改善方法と変わりません。しかし、一般的なうつ病の改善に使われる薬が効果を発揮しないこともあるため、症状に合わせた薬を使って改善を行います。
非定型うつ病では、自分自身の認知や行動をきちんと把握し、改善する方法も有効です。生活リズムの改善や適度な運動で自律神経の働きを促進することも改善には非常に大事です。
非定型うつ病は比較的新しいうつ病で、新型うつ病とも呼ばれることもあります。一見分かりにくい症状も多いため、他の人に理解してもらえないことも多いです。
非定型うつ病は都合よく病気になる人という誤解を受けやすいうつ病なのです。ただし非定型うつ病も病気のため、症状が悪化することもあります。早めに改善に取り組むことが大事です。
そのためには、本人でも周りの人でも何か異変を感じたときは病院に相談に行くことをお勧めします。
・大敦
・神門
・公孫
・百会
大敦は、めまいやイライラ、だるさを抑えるために効果を発揮するツボです。そのため、非定型うつ病によって起こるイライラや体の重さの症状を軽くする効果が期待できます。
他にも、肝機能の向上や肩こり、疲れ目、めまい、頭痛、胃痛などに効果的で、二日酔いにも有効です。
神門には、精神を安定させる作用があります。精神的な不調を改善することは、非定型うつ病の改善にも繋がります。
自律神経を整える作用もあるため、精神的な病気に対してお勧めのツボです。
公孫は、弱った消化器機能を高める作用があります。そのため、胃腸が弱い人や食事の不摂生によって消化不良を起こしている人に効果的なツボです。
消化器機能を高めるため、食欲不振や胃の膨満感、吐き気などにも有効です。
大敦は、足の親指の爪の生え際にあるツボです。人差し指側にあります。
押すときは、何度も繰り返し押して緩めましょう。
神門は、手の平にあるツボです。小指側に沿って指を滑らせ、滑らせた指が落ちた場所にあるくぼみにあります。
押すときは、息を吐きながら押しましょう。毎日、右と左のツボに交互にお灸をすることもお勧めです。
公孫は、土踏まず側にある骨を指で触り、親指の付け根から踵に向かって触っている指を滑らせたとき、指が止まるところにあります。土踏まずのアーチの中央のあたりにあると意識すると探しやすいです。
押すときは、左右でしこりのある方を3~5秒ほどかけて押します。
11時から21時
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
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11時~21時迄 | ◯ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
年末年始