公開日:2021年 8月11日
更新日:2022年 5月 1日
本日は、交感性眼炎について解説させていただきます。
☆本記事の内容
銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。
このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。
交感性眼炎の原因は、片方の眼球の外傷や手術です。交感性眼炎は、外傷や手術によって眼球が損傷を受けることでぶどう膜に対する自己免疫反応が起こることでおこるのです。
眼球に損傷を受けると、ぶどう膜の中のメラノサイトの一部が血液の中に入ることがあります。血液の中にメラノサイトの一部が入ると、免疫反応を起こし、血液によって損傷を受けていない側の眼球へ届きます。
すると、損傷を受けていない側の眼球の中にあるメラノサイトも異物であると間違えて判断してしまい障害が起きるのです。
交感性眼炎の症状は、飛蚊症やかすみ目、光がまぶしく感じること、充血、視力の低下などです。
交感性眼炎は初めに損傷を受けた側の眼球に症状が現れます。そして2週間から3ヶ月ほど経過した後、損傷を受けていない側の眼球にも障害が現れ始めます。
損傷を受けていない側の眼球に現れる症状も損傷を受けた側の症状と同じく飛蚊症やかすみ目、光がまぶしく感じることなどです。
交感性眼炎の改善方法は、ステロイドを飲んだり点滴したりして使うことです。症状が強い場合は、たくさんの量のステロイドが使われることもあります。
交感性眼炎では長い期間ステロイドを使って改善を行なっていくこともあるため、副作用が起きることも考えられます。その場合は、シクロスポリンなどの免疫抑制剤を使うこともあります。
交感性眼炎は片方の眼球に損傷が起きることによって発症する病気です。そのため、片方の眼球が非常に強い損傷を受けている場合は交感性眼炎を予防するために損傷を受けた眼球を手術によって取り出すこともあります。
交感性眼炎が起きることは非常に珍しいです。しかし、眼球に外傷を受けた場合は発症する可能性があります。まず眼科に行くことをお勧めいたします。
・二間
・睛明
・地五会
二間は、人さし指の関節のへこみにあり、大腸系の二番目のツボであることから名前がついたツボであると言われています。
二間は、麦粒腫に効果的であるため、目の炎症である結膜炎あ角膜炎にも効果が期待できるツボです。そのため、交感性眼炎にも効果が期待できるのです。
他にも、肩や腰、腕の痛みや指の痛みやしびれ、歯の痛みや腸の病気や血便などの消化器系の症状に対しても使われることのあるツボです。
睛明は、視力の回復や目のかすみに対して効果を発揮するツボです。交感性眼炎では、目のかすみや充血、目の痛みなどが症状としてあらわれます。そのような症状を改善する効果が期待できるのです。
長い時間パソコンを見るデスクワークの人にもおすすめのツボです。
地五会は、目に現れる症状に対して効果を発揮するツボです。そのため、交感性眼炎に対しても効果が期待できるのです。
目の充血や痛みにも効果的で、交感性眼炎によって現れる症状を和らげる効果が期待できます。
二間は、人さし指の関節のへこみにあるツボです。人さし指の第二関節の下の親指側のへこみがツボの場所です。
二間は、お灸や鍼のシールなどを貼ることもおすすめのツボです。押して刺激をすることも効果的ですが、お灸で温めるとより効果が期待できます。
睛明は、目頭と鼻の付け根の間のくぼみにあります。
押すときは、目を閉じてつまむようにし、円を描くようなイメージでゆっくりと押します。押している時にさらに目を強く瞑ることもおすすめです。
地五会の場所は、足の薬指と小指の骨の間のくぼみです。ツボを探すときは、人差し指で足の薬指と小指の骨の間のあたりを押し、痛みを感じる場所を探すと良いでしょう。
押すときのイメージは、グリグリと押すイメージで、押しまわすような刺激をすることがお勧めです。
11時から21時
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