公開日:2022年 8月23日
更新日:2022年 9月 2日
本日は類宦官症について解説させていただきます。
☆本記事の内容
銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。
このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。
類宦官症の原因は、男性ホルモンの分泌が低下することです。男性ホルモンの低下は、視床下部と下垂体と精巣の働きのどこかで異常が起きることによって起こります。
精巣自体に問題があることが原因の場合は原発性、それより上流のところに異常があることが原因の場合は続発性に分けられています。
原発性の原因は、性腺腫瘍や精巣への放射線、化学的な方法の影響、クラインフェルター症候群などです。
続発性の原因は、頭蓋咽頭腫などの脳の器質的な病気や脳への放射線による病気の改善の影響、カルマン症候群などです。
類宦官症の症状は、男性特有の二次性徴が見られないことです。そのため、です。そのため、陰毛が生えなかったりひげが生えなかったり、陰茎や精巣が大きくならなかったりします。
また、男性ホルモンは骨の成長にも大きく関係しています。骨の成長との関係から、手足が長いという特徴も現れます。男性ホルモンは精子が正常に発達するためにも大きく関わっているため、不妊症がみられることもあります。
カルマン症候群が原因の場合は、嗅覚に異常が現れます。
類宦官症の改善方法は、原因となっていることを改善することが大事です。脳腫瘍などが原因の場合は、脳腫瘍に対して手術や化学的な方法、放射線などを行うことによって根本的な改善が望めます。
類宦官症では不足しているホルモンの補充も行います。視床下部や下垂体の異常が原因の場合は、上位ホルモンであるhCGを補充して精巣からの男性ホルモン分泌を促進するのです。直接男性ホルモンを補充する場合もあります。
原発性の場合、精巣そのものに異常があるため、直接男性ホルモンの補充を行います。
男性ホルモンは骨の成長にも大きく関係しています。そのため、身長が高くなったり、手足が長くなったりすることがあります。
類宦官症で手足が長くなったり身長が高くなる状態は、類宦官性巨人症と呼バレます・男性ホルモンの分泌の低下が思春期より前に発生した場合、 類宦官性巨人症が起きやすいと言われています。
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