公開日:2019年 12月23日
更新日:2022年 12月10日
本日は上腕骨外側上顆炎の原因について解説させていただきます。
上腕骨外側上顆炎は、手首や指を反らせる筋肉がかたまることで肘にストレスがかかり、炎症をが起きる病気です。
上腕骨外側上顆炎は、テニスを行う人やゴルフをする人に多く見られます。そのため、テニス肘やゴルフ肘などと言われています。
発症することの多い年齢は30代~60代で、ゴルフを楽しむ男性に多いと言われています。
しかし、最近ではスマホの使い過ぎが原因で上腕骨外側上果炎の発症も多く見られており、スマホ肘とも呼ばれています。
・加齢による筋力低下
・運動前のストレッチ不足
・ラケットやクラブの不適切なスウィング
・筋肉の酷使
などによって発症します。
上腕骨外側上顆炎の原因は、手首を反らせる筋肉の凝りです。
近年スマートフォンによって上腕骨外側上顆炎が起きているのは、長い時間スマートフォンなどを使うことで、前腕の筋肉が疲れて筋肉が硬くなっていくためです。
早期回復のポイントは筋肉の凝りの除去になります。
上腕骨外側上顆炎の主な症状は、肘の関節にある外側の骨の出っ張りに起こる痛みです。
安静にしている時には、ほとんど痛みはありません。ゴルフやテニスのプレイを行なっているときや日常の作業などの動作をしているときに痛みが現れます。
外側上顆部を指でおすと、激しい痛みを訴えます。
自分でおこなう上腕骨外側上顆炎の対処は、使わないこと、肘を冷やすこと筋肉に疲れを溜めないことです。
上記の画像のような氷嚢で肘を冷やすことが有効です。面倒な場合は、冷湿布を貼ってください。
※湿布は皮膚の上から消炎鎮痛剤をしみこませることによって効果を出します。肌荒れの原因になりますので、貼りすぎに注意が必要です。
上腕骨外側上顆炎は疲れて筋肉が硬くなっていき、炎症を起こす病気のため、使わないこと、筋肉に疲れを溜めないことが大事なのです。
自宅で簡単にできるものは、セルフマッサージです。前腕をマッサージする事で血流を良くし、疲労物質などの代謝を良くすることが期待できます。ただし行い過ぎも悪化の原因になるため注意が必要です。
腕の外側にある筋肉のトリガーポイントを鍼灸施術をすることによって
症状が長期化しているケースは、原因の筋肉が骨膜に癒着して痛みがでる場合があります。
このケースは、骨膜につく神経の興奮を鎮静化させ、痛みをひかせます。
上腕骨外側上顆炎は、平均3回の施術で効果が出ることが多く、状態によっては1回で痛みが無くなることもあります。
早期の回復を希望の場合は、当院の施術をおすすめ致します。
50代男性
1年前から
ゴルフのやりすぎ、週3練習とラウンドしていた。
ステロイド注射を3回やったが、痛みは変わらず。
3回目以降のステロイド注射は靭帯が弱くなるため、医師から止められた。
鍼灸も何回か試したが、治らず。
とくになし
上腕骨外側上顆炎のサイトでみて
カウンセリングをしたところ、左右の総指伸筋、示指伸筋の緊張が痛みを出しているとわかりました。
ゴルフ肘の原因筋の見つけ方
以下のポイントを施術していきます。
ゴルフ肘によく使われるツボをご紹介します。
この方の場合、総指伸筋のコリが一番の原因でしたが、ストレッチのやりすぎも慢性化した一因でした。
痛みが感じる時期のストレッチは筋肉の状態を悪化させます。
この負のサイクルに入っていました。
私からアドバイスは2点
3ヶ月13回の鍼灸で、肘の痛みはゼロになりました。
11時から21時
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
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11時~21時迄 | × | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
月曜、年末年始