公開日:2019年12月23日
更新日:2020年12月12日
本日は肘の痛みの原因について解説させていただきます。
上腕骨外側上顆炎(じょうわんこつがいそくじょうかえん)とは、手首や指を反らせる筋肉がかたまることで肘にストレスがかかり、炎症をきたす整形外科疾患です。
上腕骨外側上顆炎は
・テニスをやられる方
・ゴルファー
に多く、年齢は30代~60代の男性に多く、ゴルフを楽しまれる年齢層です。
上腕骨上顆炎の原因は、手首を反らせる筋肉の凝りです。
早期回復のポイントは筋肉の凝りの除去になります。
肘の関節にある外側の骨の出っ張りに痛みを訴えます。
安静にしている時には、ほとんど痛みはなく
に痛みが出現します。
外側上顆部に指でおすと、激しい痛みを訴えます。
自分でおこなう上腕骨外側上顆炎の対処は、肘を冷やすことです。
上記の画像のような氷嚢で肘を冷やすことができれば、完璧です。
面倒であれば、冷湿布を貼ってください。
※湿布は皮膚の上から消炎鎮痛剤をしみこませることによって効果を出します。
肌荒れの原因になりますので、貼りすぎに注意してください。
腕の外側にある筋肉のトリガーポイントを鍼灸施術をすることによって
症状が長期化しているケースは、原因の筋肉が骨膜に癒着して痛みがでる場合があります。
このケースは、骨膜につく神経の興奮を鎮静化させ、痛みをひかせます。
上腕骨外側上顆炎は、平均3回の施術で効果が出ることが多く、状態によっては1回で痛みが無くなることもあります。
早期の回復を希望の場合は、当院の施術をおすすめ致します。
50代男性
1年前から
ゴルフのやりすぎ、週3練習とラウンドしていた。
ステロイド注射を3回やったが、痛みは変わらず。
3回目以降のステロイド注射は靭帯が弱くなるため、医師から止められた。
鍼灸も何回か試したが、治らず。
とくになし
上腕骨外側上顆炎のサイトでみて
カウンセリングをしたところ、左右の総指伸筋、示指伸筋の緊張が痛みを出しているとわかりました。
ゴルフ肘の原因筋の見つけ方
以下のポイントを施術していきます。
ゴルフ肘によく使われるツボをご紹介します。
この方の場合、総指伸筋のコリが一番の原因でしたが、ストレッチのやりすぎも慢性化した一因でした。
痛みが感じる時期のストレッチは筋肉の状態を悪化させます。
この負のサイクルに入っていました。
私からアドバイスは2点
3ヶ月13回の鍼灸で、肘の痛みはゼロになりました。
11時から21時
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
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11時~21時迄 | × | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
月曜、年末年始