公開日:2021年 11月23日
更新日:2021年 12月 2日
本日は限局性皮質異形成について解説させていただきます。
☆本記事の内容
銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。
このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。
限局性皮質異形成の原因はわかっていません。ただし最近は、一部の限局性皮質異形成の原因は、細胞増殖にかかわる体細胞遺伝子に突然変異が起こることであるということがわかってきています。
一般的に遺伝はしませんが、非常に珍しいケースで血縁関係のある人に同一の疾患が見られているケースもあります。
限局性皮質異形成の症状は、てんかん発作です。限局性皮質異形成のある場所によっててんかん発作の症状は違います。そのため、症状には個人差があり、抗てんかん薬で抑えることができない場合も多いです。
乳幼児期にてんかん発作が起こった場合、発達障害につながることもあります。発達障害が起こった場合の症状の程度も人によって様々です。
ほとんどの場合の限局性皮質異形成では症状としててんかん発作が現れますが、場合によっては症状が現れないこともあります。
限局性皮質異形成の根本的な改善方法は、手術です。てんかん発作に対しては、抗てんかん薬を使って改善を行います。ただし、限局性皮質異形成で起こるてんかんはてんかん薬で抑えることができない場合も多いです。
そのような場合は、手術を行いとりのぞきます。しかし、限局性皮質異形成が、運動や言語に関連する脳の重要な領域に関係している場合や左右の大脳に大きく関係している場合など、手術を行うことが難しい場合もあります。
限局性皮質異形成では、てんかん発作の発生を少しでも減らすために規則正しく抗てんかん薬を使うことやきちんと睡眠時間を確保すること、きちんと休むことなどが重要です。
発熱した時や女性の生理の直前や生理中の時には発作が起こりやすくなります。そのため、自分の体調をきちんと把握しておくことも大切です。