公開日:2022年 6月11日
更新日:2022年 6月12日
本日は播種性血管内凝固症候群について解説させていただきます。
☆本記事の内容
銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。
このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。
播種性血管内凝固症候群の原因は、病気や外傷です。原因となる主な病気は、敗血症などの感染症やがん、急性白血病です。
がんなどの悪性腫瘍が原因になることもあります。がんなどの悪性腫瘍が原因となる場合は抗がん剤や放射線が関係していると言われています。
他にも、胎盤剥離や肝炎、膵炎、やけどや凍傷、怪我などが原因になることもあります。さらに、手術を行うことが原因となって発症することもあります。
播種性血管内凝固症候群では、全身に出血症状が現れます。血尿や吐血、下血などの症状が現れるのです。血が出やすい状態で、血が止まりにくい状態になります。
播種性血管内凝固症候群では全身の細い血管に血栓もできます。そのため、血管が詰まったり血流の流れが悪くなったりすることもあります。血管の詰まりや血流の悪さが多臓器不全に繋がり、命に関わることもあります。
播種性血管内凝固症候群の症状の特徴には、皮膚に紫色の斑点が現れることも挙げられます。
播種性血管内凝固症候群の改善で大事なことは、発症の原因となった病気や外傷を特定し、原因を早く改善することです。そのため、発症している病気に応じて、抗がん剤や抗白血病剤、抗生物質などを使って改善を行います。
しかし、播種性血管内凝固症候群の原因となる病気は、すぐに改善する病気ではありません。
そのため、その時の状態をきちんと見極めて、血を固まりにくくすることを目的にヘパリンやシル酸ガベキサートなどを使ったり、出血しにくくすることを目的にアンチトロンビン濃縮製剤などを使ったりすることもあります。
最近ではトロンボモジュリン製剤と呼ばれる遺伝子組換え薬を使うことも増えています。場合によっては手術を行うこともあります。
播種性血管内凝固症候群を防ぐためには、原因となる病気の予防が大事です。手洗いやうがいなどをきちんとすることや、感染症のワクチンを受けることが大事です。
播種性血管内凝固症候群を発症し、改善に取り組んだ後は、再発を防ぐために通院が進められています。
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