公開日:2022年 3月 3日
更新日:2022年 3月10日
本日は尿毒症について解説させていただきます。
☆本記事の内容
銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。
このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。
尿毒症は、腎不全の状態で発症します。腎臓の機能が下がるときのスピードは非常に早いこともあれば、ゆっくりのこともあります。
腎機能が下がる原因は、色々あります。脱水や薬、急性糸球体腎炎、尿管結石、前立腺肥大症などの病気などが挙げられます。糖尿病や高血圧、高脂血症などをによって発症する慢性腎臓病で腎機能が下がることも多いです。
尿毒症は、腎機能が下がってしまう病気をそのままにしておくことで腎不全の状態になり発症するのです。
尿毒症では、全身の色々な臓器に色々な症状が現れます。尿毒症によって現れる症状や程度は、腎機能がどのくらい下がっているのかなどによって変わります。
初期段階では、倦怠感や疲れやすさなどが現れます。さらに、全身の浮腫や息苦しさ、食欲の低下、吐き気、下痢、皮膚のかゆみや出血、視力障害など様々な症状が現れてきます。中枢神経系への大きく影響すると、痙攣が現れることもあります。
尿毒症では貧血が進むこともあります。そのため、貧血によって起きる症状である動悸や運動した時の疲れなども現れます。他にも、不整脈が起こったり骨の代謝に影響が出たりすることも見られます。
そのまま放っておいてしまうと、心不全や昏睡状態などにつながり、命に危険が及ぶことになります。
尿毒症の主な改善方法は、血液透析、連続携行式腹膜透析、腎移植などです。
透析は、体の中にたまった老廃物や余分な水分を腎臓の代わりの取り除くために行います。腎移植を行なった場合、腎臓の機能自体が回復するため、予後は良いです。
尿毒症を予防するためには、腎臓の機能が下がらないように日頃から注意することが大切です。
日常生活の中で、適度な運動をすることや、太りすぎたり痩せすぎたりしないように体重をコントロールすること、塩分を摂りすぎないこと、禁煙することなどを心がけましょう。
場合によって、降圧剤や血糖降下剤、高脂血症薬なども使って腎臓の機能の低下を防ぎましょう。
・湧泉
・太谿
・築賓
・大鐘
・照海
湧泉は、腎経の出発点です。湧泉の効果は、精力が減退したりや疲れが溜まったりしたときなどの肉体的な消耗を回復することです。
気力を高めたいときや体力をつけたいときに刺激すると効果が期待できるツボなのです。
太谿は、腎経の気を活性化するツボです。腎経全体の働きを良くするため、慢性的な腎臓の病気や婦人科の問題、免疫力が下がった時などに効果的です。
血行をよくする効果もあるため、冷え性にも有効です。
築賓には解毒作用があります。そのため、湿疹などの症状に対して効果を発揮します。
特に、下半身の血流を良くする効果があるため、下半身に湿疹が起こった時や蕁麻疹が現れたときなどに効果的です。下半身の血流を良くする効果によって、手足の冷えにも有効です。
湧泉は、土踏まずの前の方の中央にあるツボです。足の指を曲げたとき、1番大きくへこむところにあります。
押すときは親指を使います。押すときの力加減は少し強めがおすすめです。
太谿の場所は、内くるぶしとアキレス腱の間です。探すときは、内くるぶしとアキレス腱の間を触り、へこみを探しましょう。
押すときは親指を重ねてしっかり押します。約7秒間ほどしっかりと圧を加えると良いでしょう。
築賓の場所は、ふくらはぎの内側です。内くるぶしから指5本分上に上がったところにあります。
押すときは5回ほど連続で押す動作を3回ほど繰り返すことがおすすめです。
11時から21時
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
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11時~21時迄 | × | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
月曜、年末年始