翼状片の鍼灸【原因・定義・症状】

公開日:2022年 10月11日

更新日:2022年 11月 5日

本日は翼状片について解説させていただきます。

☆本記事の内容

  • 翼状片とは
  • 翼状片の原因
  • 翼状片の症状
  • 翼状片の改善方法
  • 翼状片のまとめ
足のしびれ、痛み

銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。

このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。

 

翼状片は、三角形の形をした結膜が角膜の鼻側に入り込んでくる

翼状片は、三角形の形をした結膜が角膜の鼻側に入り込んでくることです。翼状片は、結膜下の組織の異常増殖であるため、悪性ではありません。

 

角膜の中央の近くまで入り込んできた場合は、乱視が悪化し視力の低下につながるため、切除する必要が出てきます。

 

翼状片に似ている病気に偽翼状片があります。偽翼状片は熱傷や角膜潰瘍などの炎症性の角膜の病気を改善している過程で翼状片に似ている症状が現れるものです。

翼状片の原因は明らかになっていない

翼状片の原因は明らかになっていません。

 

ただし、高齢者や野外で働いている人に 発症が多いことがわかっているため、紫外線や風やほこりに暴露することが発症と関係しているのではないかと考えられています。

翼状片の症状は、充血や目の違和感

翼状片の症状は、充血や目の違和感です。

 

初期段階では、外見的な症状以外に目立った症状はみられませんが、症状が進むと、炎症部分が盛り上がってきて瞬きをするたびに炎症部分にこ吸ってしまうことになり目の違和感が現れるのです。

翼状片の改善方法は、点眼薬や手術

翼状片の改善方法は、点眼薬や手術です。翼状片は、初期の段階であればほとんど悪影響がないため、特に改善に取り組まず経過観察をすることもあります。

 

症状が進んだ場合は異物感や視力障害につながることもあるため、点眼薬を使います。点眼薬は充血や目の違和感の改善に役立ちます。炎症を抑える効果のあるステロイド系の点眼薬を使うことも多いです。

 

点眼薬では翼状片を小さくすることはできません。翼状片を小さくしたい場合は手術を行うことがあります。

 

経過観察を行っていた場合も、角膜と結膜の境界部分からみて角膜の中心までの半分ほどの大きさまで症状が進んだり症状の進むスピードが速かったりする場合は、手術を行うこともあります。

手術をした後の再発の可能性

翼状片は、手術をした後の再発の可能性が比較的多いといわれています。発症することが多いのは高齢者ですが、年齢が若ければ若いほど再発する可能性は高いと言われています。

 

手術を行った後は、状態を確認するために手術の翌日や数日後、1~2週間後などの感覚で経過を見てもらうことも大事です。

 

手術をした後はすぐに症状や違和感がなくなるわけではありません。改善までには早い人で約2~3週間、遅い人であれば約2ヶ月かかることもあります。

 

また手術をした後に一時的に充血や違和感が強くなるため注意しましょう。

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