公開日:2021年 10月23日
更新日:2021年 12月 3日
本日は原発性免疫不全症候群について解説させていただきます。
☆本記事の内容
銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。
このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。
原発性免疫不全症候群は、生まれつき免疫系のどこかの部分に欠陥がある疾患の総称です。障害される免疫担当細胞の種類や部位などによって300ほどの疾患があります。
原発性免疫不全症候群で1番問題であることは、感染に対しての抵抗力が下がることです。感染してしまうと、肺炎や中耳炎、 膿瘍 、髄膜炎などを繰り返してしまうのです。場合によっては命に危険が及ぶこともあります。
抗体が欠けていることによって起こる免疫不全症の場合発症する年齢は生後6ヶ月から2歳です。好中球やT細胞機能の異常によって起こる免疫不全症の場合発症する時期は生まれすぐのことが多いです。
原発性免疫不全症候群の原因の多くは、免疫系に働く蛋白の遺伝子の異常です。原発性免疫不全症の原因となる遺伝子は非常に多く、大体300くらいあるとされています。一時的な免疫系の未熟性が原因で起こる疾患もあります。
原発性免疫不全症候群は基本的には遺伝します。しかし、血縁者に原発性免疫不全症候群を発症している人がいないのにも関わらず発症することもあります。
原発性免疫不全症候群の主な症状は、感染しやすい状態になることです。風邪などに感染した場合、なかなか改善しせず発熱を繰り返すというような状態になります。
症状が重い場合、感染が改善せず命に危険が及ぶこともあります。好中球や抗体産生の異常による疾患の場合は、細菌感染をすることが多く、T細胞などの異常ではウイルス感染をすることが多い傾向があると言われています。
疾患によっては、 炎症や湿疹、自己免疫症状、リンパ節の腫れなどの症状が現れるものもあります。
原発性免疫不全症候群は疾患の総称であるため、疾患によって改善方法が違います。
症状が軽い場合、感染の予防として抗菌薬を使うことが効果的です。抗体が欠けていることによって起こる免疫不全症の場合、静注用ヒト免疫グロブリン製剤や皮下注用ヒト免疫グロブリン製剤を使って感染を防ぎます。
症状が重い場合は早い段階で造血幹細胞移植を行います。疾患によっては免疫抑制剤や副腎皮質ホルモンなどを使って改善を行うこともあります。
原発性免疫不全症候群で1番大事なことは、感染症に感染しないようにすることです。手洗いやうがいなどをきちんと行いましょう。
風邪や感染症に感染している人に会わないようにしたり、生肉や生魚、生卵を摂らないようにしたりすることも大事です。疾患によって日常生活を送る上で注意することが違うため、医師と相談しながら生活することが大事です。
冷えない性では、良かれと思ってやったことが適切ではないこともあります。長い時間の入浴や首から肩までを冷やしてしまうこと、首の詰まった洋服を着ることなどです。
長い時間の入浴は体が芯まで温まる前にのぼせてしまうことがあり、無理をするとお風呂から出た後めまいを起こす危険性もあります。
首から肩までを冷やすことは、自律神経の乱れや全身の冷えにつながってしまいます。首のつまった洋服ものぼせる感じやほてる感じのあったときに汗を逃がすことができないため逆に体を冷やしてしまうことになります。
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