先天性葉酸吸収不全の鍼灸【原因・定義・症状】

公開日:2022年  1月11日

更新日:2022年  1月26日

本日は先天性葉酸吸収不全について解説させていただきます。

☆本記事の内容

  • 先天性葉酸吸収不全とは
  • 先天性葉酸吸収不全の原因
  • 先天性葉酸吸収不全の症状
  • 先天性葉酸吸収不全の改善方法
  • 先天性葉酸吸収不全のまとめ
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銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。

このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。

 

先天性葉酸吸収不全は、普通の食事をしていても葉酸不足になる

先天性葉酸吸収不全は、生まれつき、食品の中に含まれている葉酸を腸管で吸収できず、普通の食事をしていても葉酸不足になる病気です。養蚕が不足している状態になるため、いろいろな症状も現れます。

 

葉酸はビタミンの一種で、健康を保つために大切な栄養素です。

 

葉酸の働きは、赤血球やリンパ球などの造血系、腸管などの消化器系、脳などの中枢神経系の機能を保つことです。そのため、食品から必要な量を摂取することが必要になります。

 

先天性葉酸吸収不全は非常に珍しい病気で、今まで論文で報告されている例は大体30例です。

先天性葉酸吸収不全の原因は、遺伝子の変異

先天性葉酸吸収不全の原因は、遺伝子の変異です。遺伝によって発症し、遺伝形式は常染色体劣性遺伝です。

 

葉酸が体の中に吸収されるために働いている腸管に存在する葉酸輸送体の設計図であるSLC46A1遺伝子に変異が起こることで、葉酸を体の中に吸収する機能を失い、葉酸の吸収ができなくなるのです。

 

葉酸輸送体は血の中に存在する葉酸を脳などの中枢神経系に運ぶ働きもしています。そのため、SLC46A1遺伝子の変異は、中枢神経系での葉酸不足にもつながります。

 

中枢神経系で葉酸が足りなくなると、脳の発達や機能を維持することに関して障害が起こります。

 

先天性葉酸吸収不全は、カリブ海のプエルトリコ自治連邦区に発症する頻度が高い地域があります。しかし、非常に珍しい病気です。

先天性葉酸吸収不全の症状は、貧血や下痢、発達の遅れなど

先天性葉酸吸収不全の症状は、貧血や下痢、発達の遅れや成長障害、てんかんなどです。感染症を繰り返すこともあります。

 

天性葉酸吸収不全は、発症が早いと言われています。乳児期早期には症状が現れることが多いです。

 

葉酸は、造血系と消化器系、中枢神経系の機能を保つために大きな役割を果たしています。そのため、葉酸が足りなくなると貧血や下痢、発達の遅れなどの症状が現れるのです。

先天性葉酸吸収不全の改善には、フォリン酸を筋肉の中に注射する

先天性葉酸吸収不全の改善方法は、定期的に葉酸の1種であるフォリン酸を筋肉の中に注射することです。フォリン酸を筋肉の中に注射すると血液の中や髄液の中の葉酸の濃度を上げる効果が期待できるのです。

 

先天性葉酸吸収不全は、非常に珍しい病気のため、症例の数が少ないです。そのため、改善方法がどのくらい有効であるかということについては確立しているとはいえません。

 

しかし、貧血や免疫不全状態の改善、中枢神経症状障害の予防などの効果があったという報告もあります。

フォリン酸を大量に筋肉の中に注射する方法の有効性

先天性葉酸吸収不全は、改善を行わなければ、症状が進んでいきます。しかし、フォリン酸を大量に筋肉の中に注射する方法で症状が改善したという報告があります。

 

そのため、改善方法がどのくらい有効であるのかについては今のところわかっていませんが、改善を行うことをおすすめします。

 

乳児期から20年以上フォリン酸を筋肉の中に注射し続けた人が、知的障害も無く無症状で成長しているという報告もあります。フォリン酸の注射については、今後の研究は必要ですが、今の段階では効果的な改善方法であると言えます。

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