ブシャール結節の鍼灸【原因・定義・症状】

公開日:2023年  2月 3日

更新日:2023年  2月20日

本日はブシャール結節について解説させていただきます。

☆本記事の内容

  • ブシャール結節とは
  • ブシャール結節の原因
  • ブシャール結節の症状
  • ブシャール結節の改善方法
  • ブシャール結節のまとめ
足のしびれ、痛み

銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。

このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。

 

ブシャール結節は、指の変形性関節症のひとつ

ブシャール結節は、指の変形性関節症のひとつです。指の第二関節の軟骨が摩耗することによって、関節の変形、腫れ、屈曲などが起こります。中には痛みを全く感じない人もいます。

 

ブシャール結節の発症が見られることの多い年代は40代以上で、男性より女性に見られることが多いです。

 

へバーデン結節もブシャール結節と似ている症状ですが、へバーデン結節は第二関節ではなく第一関節で症状が起こります。

ブシャール結節の原因は、今のところ分かっていない

ブシャール結節の原因は、今のところはっきりとは分かっていません。症状は、指の第二関節の軟骨が摩耗することによって現れます。

 

今のところ、発症には遺伝や加齢、更年期や妊娠時、出産時に起こるホルモンバランスの乱れ、腎臓機能の低下、手先の使いすぎなどが発症に関わっていると考えられています。

 

発症が多く見られるのは40代以降で、男性より女性に多く見られます。

ブシャール結節の症状は、指の第二関節の腫れ、痛み、屈曲

ブシャール結節の症状は、指の第二関節の腫れ、痛み、こわばり、屈曲などです。痛みは全ての人に起こるわけではなく、人によっては全く痛みがない人もいます。指の変形が進むと、関節を動かすことが難しくなります。

 

そのため、強く雑巾を絞ることができなくなったりペンや箸を上手に使えなくなったりすることもあります。日常生活を送る上で問題になることも起こるのです。

 

珍しい症状ではありますが場合によっては、関節に水が溜まることもあります。

ブシャール結節の改善方法は、固定して安静を保つこと

ブシャール結節の改善方法は、テーピングなどで固定して安静を保つことです。安静にした上で、湿布や軟膏、炎症鎮痛剤などを使って改善を行います。

 

日常生活を送る上で問題になるくらい強い症状が現れている場合は、手術を行うこともあります。手術をする場合は、指を曲げる役割をしている腱を部分的に切除する手術を行います。

ブシャール結節の疑いがある時

ブシャール結節の疑いがある時、ブシャール結節と似ている症状を持つ関節リウマチと鑑別のをするため、血液を調べることもあります。

 

関節リウマチは免疫に異常が見られる病気であるため血液を調べた時の数値に異常が確認できますが、ブシャール結節の場合は異変は認められません。

 

正確な判断のためには、他にも関節リウマチの症状に含まれる、発熱、倦怠感、貧血、関節破壊があるかどうかなどをきちんと確認することも重要です。

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