公開日:2021年 8月11日
更新日:2021年 8月28日
本日は上下斜視について解説させていただきます。
☆本記事の内容
銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。
このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。
上下斜視の原因は、様々です。眼球を動かしている上下直筋や斜筋などの筋肉が過剰に働いていることや眼球を動かしている上下直筋や斜筋などの筋肉の不全や麻痺、形態の異常、機械的な制限などが上下斜視の原因となり得ます。
上下斜視の原因となる代表的な疾患の1つに下斜筋過動があります。下斜筋過動は、生まれつき下斜筋の力が上斜筋よりも強いことが原因で眼球が上を向いてしまう疾患です。
上斜筋麻痺によって、目を下や内側に向けさせる筋肉が麻痺していることも、上下斜視の中でも非常に多い原因です。
上下斜視の症状は、左右の眼の視線が合わないことです。左右どちらかの眼の視線が目標物の方向ではない方向を向いてしまいます。
片方の黒目の位置が上下に向いており、両眼で見ることができず眼の疲れを感じる人も多いです。さらに、複視や弱視などが合わせて起こることもあります。
上下斜視を改善する方法は、眼鏡やコンタクトレンズ、点眼や手術です。
症状が軽い場合、視力の低下を改善するために眼鏡やコンタクトレンズを使って改善を行うことが多いです。他にも点眼薬を使い、視力が下がらないように取り組むこともあります。
症状が重い場合は、手術を行うことが多いです。手術は、視線の位置を調整することを目的に行われます。手術をすることによって、斜視の再発を防ぐことができ、完全な回復が期待できます。
先天性の上下斜視の中で最も多い原因は、上斜筋麻痺であると言われています。この場合、子供の時は症状が軽く成長して大人になると複視の症状が現れることもあります。
上斜筋麻痺は、常に首を傾けているため肩こりが起こったり骨の発達に問題が起こったりすることもあります。座る動作ができるようになり始めた時、常に首を同じ方向に傾けている場合は上斜筋麻痺である可能性が非常に高いです。
何か気になる行動が見られたときは、早めに眼科に相談に行くことをお勧めします。
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