メラノーマの鍼灸【原因・定義・症状】

公開日:2022年 4月18日

更新日:2022年 4月30日

本日はメラノーマについて解説させていただきます。

☆本記事の内容

  • メラノーマとは
  • メラノーマの原因
  • メラノーマの症状
  • メラノーマの改善方法
  • メラノーマのまとめ
足のしびれ、痛み

銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。

このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。

 

メラノーマは、皮膚がんの一つ

メラノーマは、皮膚がんの一つです。メラノーマは悪性黒色腫とも言い、皮膚がんの中でも非常に悪性ながんです。 一般的には、ほくろのがんやほくろのような皮膚がんなどと言われ、知られています。

 

メラノーマはメラニンががん化して腫瘍が発生すると考えられており、黒みを帯びた色素斑が手や足の裏にできることが多いです。メラノーマは大きく分けて4つのタイプがあります。末端黒子型、表在拡大型、結節型、悪性黒子型です。

 

発症する頻度は人種によって違い、白人は発症する頻度が高いということがわかっています。特に白人や色の白い人は表在拡大型を発症することが多いと言われています。日本では10万人あたり約1~2人に発症すると言われています。

メラノーマの発症には、遺伝的な要因と環境要因が関係している

メラノーマの発症には、遺伝的な要因と環境要因が関係していると言われています。環境要因としては、紫外線を多く浴びていたり肌に多くの刺激を受けていたりする環境が関係しています。

 

さらに、生まれつきの皮膚の色も関係しています。白人の場合表在拡大型の発症が多く、日本人の場合末端黒子型を発症することが多いです。

 

末端黒子型では、日光にあまりさらされない部分に多く病変が現れるため、紫外線の影響や遺伝的要素がどのくらい関係しているのかについてはわかっていません。

 

末端黒子型については、病変が現れる足裏や爪には歩くときや運動をするときに刺激を受けやすい部分であり、衣類などで擦れる部分や外傷を受けた部分などに病変が現れることも多いことから、外部からの刺激が原因に関係していると考えられています。

メラノーマの症状は、黒みを帯びた色素斑が皮膚に現れること

メラノーマの症状は、黒みを帯びた色素斑が皮膚に現れることです。まだらなしみやいびつなほくろのようなものなどが皮膚に現れます。これは、約1~2年かけて少しずつ大きくなっていきます。

 

症状はタイプによって少しずつ異なります。末端黒子型の場合は、黒みを帯びた色素斑が足裏や手のひら、手足の爪などにできます。結節型の場合は、全身のいろいろな部位に黒色または濃淡の混ざった硬いしこりができます。

 

悪性黒子型の場合は、顔や首、手の甲など日光にさらされる部位に褐色や黒褐色のあざができるます。珍しいケースでは、鼻や口の中や眼球などの粘膜の部分に発症することもあります。

 

初めは痛みやかゆみなどの自覚症状はほとんどありません。症状が進むと、ほくろやシミのようなものの色が濃くなったり硬くなったりしていきます。

メラノーマの改善方法は、手術

メラノーマの改善方法は、手術です。手術を行い、腫瘍とその周りの皮膚を取り除きます。皮膚を取り除く大きい場合は、自分の皮膚の一部を移植する手術も行うことがあります。

 

リンパ節や内臓に転移がある場合は、手術をした後に分子標的薬や免疫チェックポイント阻害薬を使って化学的な方法で改善を行うことも多いです。

メラノーマは転移がなければ比較的予後は良い

メラノーマは転移がなければ比較的予後は良いとされています。ただし、症状が進むと、リンパ節に転移する可能性が高いため注意が必要です。

 

リンパ節に転移した場合は、その後、脳や肺、肝臓、消化管、骨などにも転移することがあります。骨や神経に転移した場合、痛みが現れることもあります。

 

また、初期段階で改善した場合でも再発の可能性は全くないとは言えません。そのため、改善を行なった後も定期的に病院に行くことが大事です。

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