公開日:2021年 10月 2日
更新日:2021年 11月20日
本日は巨大膀胱短小結腸腸管蠕動不全症について解説させていただきます。
☆本記事の内容
銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。
このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。
巨大膀胱短小結腸腸管蠕動不全症の原因は今のところわかっていません。
遺伝的な異常の報告や親子で発症しているという例もないため、原因は遺伝ではないとされています。
巨大膀胱短小結腸腸管蠕動不全症の症状は、生まれてすぐ腸閉塞のような症状がでることです。腹部の張りは非常に大きく、排泄にも障害が起き便もほとんど出ません。
食事や空気をうまく肛門の方へ送ることができないため、腸閉塞のような症状ができるのです。繰り返し嘔吐も起きるため、ミルクを飲んでも吐いてしまいます。
そのままに放っておくと消化管が破れたり、腸の中で細菌が繁殖し腸炎を起こしたりすることもあります。
巨大膀胱短小結腸腸管蠕動不全症を改善する根本的な方法はありません。起こっている症状に対して改善を行なっていくことになります。
ミルクや食事が十分にとれないため、カテーテルを入れ栄養となる点滴を行う中心静脈栄養が必要になることが多いです。中心静脈栄養は一般的に長い期間自宅で行うことになります。
腸閉塞に対しては、腸瘻や人工肛門が必要になることが多いです。腸瘻のタイプは症状の程度に合わせて様々であるため、人によって違います。場合によっては、胃瘻や小腸瘻チューブ腸瘻という方法を行うこともあります。
巨大膀胱短小結腸腸管蠕動不全症では改善のために中心静脈栄養をしている場合が多いです。中心静脈栄養は管理が非常に重要です。
カテーテルや輸液に菌が入った場合重症な敗血症が起こったり、水分や栄養の補充がうまくできない場合脱水や低血糖、電解質異常が起こったりすることもあるのです。
腸瘻や人工肛門を作っている場合、ケアと十分な消化管の減圧重要になります。巨大膀胱短小結腸腸管蠕動不全症の改善を行なっているときにも様々なことに注意して行うことが大事なのです。
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