嗅神経芽細胞腫の鍼灸【原因・定義・症状】

公開日:2022年 8月18日

更新日:2022年 9月 6日

本日は嗅神経芽細胞腫について解説させていただきます。

☆本記事の内容

  • 嗅神経芽細胞腫とは
  • 嗅神経芽細胞腫の原因
  • 嗅神経芽細胞腫の症状
  • 嗅神経芽細胞腫の改善方法
  • 嗅神経芽細胞腫のまとめ
足のしびれ、痛み

銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。

このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。

 

嗅神経芽細胞腫は、鼻の中の上方にある嗅上皮から発生する腫瘍

嗅神経芽細胞腫は、鼻の中の上方にある嗅上皮から発生する腫瘍で、腫瘍の中でも珍しい腫瘍です。 嗅上皮は臭いを感知するセンサーがある組織のため、鼻づまりや嗅覚障害などの症状が現れます。

 

鼻副鼻腔腫瘍の2〜3%が嗅神経芽細胞腫で、発症の頻度は100万人に0.4人であると言われています。

 

発症する年代は若年から高齢者までで、男性と女性で発症の頻度に差はありません。非常に幅広い年代で発症する可能性のある腫瘍ですが、発症のピークは、20歳代と60歳代であると言われています。

原因は、鼻の奥にある嗅上皮の細胞が異常に増えること

嗅神経芽細胞腫の原因は、鼻の奥にある嗅上皮の細胞が異常に増えることです。

 

しかし、何が原因でどのようにして嗅上皮の細胞に異常が起きるのかということについては、今のところ詳しくわかっていません。

嗅神経芽細胞腫の症状は、鼻詰まりや嗅覚障害

嗅神経芽細胞腫の症状は、鼻詰まりや嗅覚障害です。症状は、嗅神経芽細胞腫を発症してすぐに現れるわけではありません。

 

最初の段階ではほとんど症状はなく、段々と腫瘍が大きくなるにつれて鼻詰まりが現れます。

 

嗅神経芽細胞腫は、症状が進むスピードが遅いことから症状が現れるようになるまでに時間がかかると言われているのです。

 

嗅神経芽細胞腫の腫瘍の組織はもろいため、鼻をかんだり鼻の中が乾燥したりすると鼻血が出やすくなるという特徴もあります。

 

また、鼻の内部と近い脳内や目にも腫瘍が広がるケースもあります。その場合は、頭痛や眼球運動障害、視力障害なども現れます。

嗅神経芽細胞腫の改善方法は、手術

嗅神経芽細胞腫の改善方法は、手術です。手術を行い、腫瘍を切除します。手術を行った後は、再発を防ぐために放射線を使って改善に取り組むこともあります

 

手術を行って切除をすることが難しい部位に浸潤した場合や手術を行う前にすでに他の臓器に転移している場合などは、抗がん剤を使って改善を行うこともあります。

嗅神経芽細胞腫は、比較的ゆっくりと大きくなる腫瘍

嗅神経芽細胞腫は、比較的ゆっくりと大きくなる腫瘍です。そのため、初めの段階では、特に症状はありません。

 

症状が進むと、最初に現れる症状は、鼻詰まりや鼻血などです。腫瘍が大きくなると嗅覚障害が現れます。

 

その後、頭痛や視力障害、眼球運動障害などがみられます。

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