公開日:2022年 2月3日
更新日:2022年 11月23日
本日は野球肘について解説させていただきます。
☆本記事の内容
銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。
このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。
野球肘の原因は、投球動作を繰り返すことです。肘には多くの骨や軟骨、靭帯、腱などがあります。骨や軟骨、靭帯、腱などは、投球動作を繰り返すことで負担がかかり野球肘を発症するのです。
ただし、野球をしている人全員に野球肘が起きるわけではありません。体の左右差や姿勢の異常、投球フォームなど色々なことが関係して負担が大きくなると発症します。
成長期の子供には、投球動作によって軟骨の障害が見られることが多いです。成人の場合は、軟骨そのものが障害を受けるよりも肘関節を構成する靭帯が損傷を受けて野球肘を発症するケースが多いです。
野球肘の症状は、投球動作を行うときや投球をした後に現れる肘の痛みです。ただし、肘関節は複雑な構成をしているため、痛みを感じる場所は違います。
損傷を受けた場所によって、肘の内側や外側、後ろ側など色々な場所に痛みが現れるのです。
肘の可動域に制限がかかり、肘の曲げ伸ばしが上手にできなくなることもあります。症状は急に現れ、突然肘を動かすことができないというようなケースもあります。
野球肘の改善方法は、手術です。初期段階で症状が軽い場合は、投球動作を控え、肘を休ませることで改善することもありますが、投球動作を控えなくてはいけない期間は数ヶ月以上になることもあります。
手術には、遊離した骨軟骨片を取り出しくっつけて新しい骨を作る骨釘固定術や他の部位の骨軟骨を移植し関節表面の軟骨を作る骨軟骨柱移植術、骨棘を切除したり遊離体を摘出したりし関節の動きを改善する関節形成術などがあります。
改善方法は、症状の程度や損傷を受けている部分などによって違います。
投球を行うときに肘に痛みがあったり、動きが悪かったり場合、野球肘の可能性があります。
野球肘は、投球動作などで過度に肘に負担がかかることで発症しますが、野球をしている人全員に起こる病気ではありません。
実際に野球肘が発症するかどうかには、色々な要因が大きく関係しています。関係してくる要因には、成長期であるかどうかや、体の左右差や姿勢の異常、筋肉や関節の固さや弱さ、緩みや投球フォームなどがあります。
・少海
・小海
・曲沢
少海は、自律神経を整える効果があります。そのため、ストレスによって起こる症状に対して効果を発揮します。手の冷えや耳鳴り、めまい、頭痛などを和らげたい時に刺激をすることをおすすめします。
目の充血を改善したり肺機能を高めたりするためにも効果的であるとされています。
小海は、前腕内側の痛みやこりを和らげるために効果的なツボです。さらに、尺骨神経麻痺や尺骨神経痛、下腹部の痛みや頭痛、耳鳴りなどに対しても効果的であるとされています。
そのため、野球肘で起きる肘の痛みにも効果が期待できます。消化や吸収の機能を高めるためにも有効です。
曲沢の意味は、肘の曲がるところで沢のようなくぼみがある場所という意味です。
曲沢は、動悸や息切れに効果を発揮するツボです。 さらに、胃の痛みや嘔吐を改善するためにも効果的です。
精神が不安定な時や肘の痛みがある時にも有効です。そのため野球肘にも効果的です。
少海は、肘の内側にあるツボで、肘を曲げた時内肘にしわが寄っている部分で小指側にある骨の突端の少し内側にあります。
押すときは、反対側の親指の腹を使って押します。気持ちの良い強さで止め、そのまま5秒間押し、離していきます。
小海は、肘関節の肘頭小指側にあるくぼみです。ひじを少し曲げると探しやすいです。
押すときは、親指と人差し指で挟むことができるため、奥に向かって押すイメージで押します。
曲沢の場所は、肘の内側を触ったときの関節の真ん中にある硬い筋の小指側、関節部にできる横じわの上です。
押すときは、親指を使います。 親指以外の4本の指は肘を支えるようにすると押しやすいです。
11時から21時
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
11時~21時迄 | ◯ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
年末年始