夜食症候群の鍼灸【原因・定義・症状】

公開日:2022年  2月 3日

更新日:2022年  3月16

本日は夜食症候群について解説させていただきます。

☆本記事の内容

  • 夜食症候群とは
  • 夜食症候群の原因
  • 夜食症候群の症状
  • 夜食症候群の改善方法
  • 夜食症候群のまとめ
足のしびれ、痛み

銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。

このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。

 

夜食症候群は、夜、慢性的に、食べる事がやめられなくなること

夜食症候群は、夜寝る前や途中で起きてしまった時に、食べる事がやめられなくなることが慢性的に続いている状態です。

 

うつ症状や不眠症などのなどの二次障害につながることもあります。特に、30〜40代の働き盛りの世代に発症している人が多いと言われています。

 

夜食症候群には、食欲を増すホルモンであるグレリンや食欲を抑えるホルモンであるホルモンレプチンなどのホルモンが関係しているということがわかっています。さらに睡眠時間とも大きく関係していることがわかっています。

 

睡眠時間が短くなると、食欲亢進ホルモンが増え、食欲抑制ホルモンが減るという悪循環を繰り返してしまい、より食べることをやめられなくなるのです。

 

さらに、寝る2~3時間前に夕食を食べる生活を習慣にすると、レプチンがきちんと機能しないため、過食してしまう可能性もあるのです。

夜食症候群の原因は、生活習慣とストレス

夜食症候群の原因は、生活習慣とストレスです。生活習慣では、脂肪の多い食事が多いことや遅い時間に夕食を食べる習慣ができていること、睡眠が足りていないことなどが原因となります。

 

脂肪の摂りすぎや寝る前に夕食を食べることは、正しく満腹中枢が機能しなくなる原因になるためです。また、睡眠時間が短いと、食欲を抑制するホルモンは正しく機能しなくなるため、過食につながりやすくなります。

 

食事は、ドーパミンやセロトニンなどの満足感を感じるホルモンを分泌します。ストレスが過剰な状態のときは、満足感を得るために、お腹が空いていなくても食べてしまうことがあるのです。

夜食症候群の主な症状は、夕食後にたくさん食べてしまうこと

夜食症候群の主な症状は、夕食後にたくさん食べてしまうことです。寝る前や途中で起きてしまった時に過食を繰り返してしまい、1日の摂取カロリーの25〜50%以上を夕食を食べた後、夜中に摂取してしまうのです。

 

夜食症候群では、合わせて不眠症を発症していることも多いです。その場合、食べないと眠れないと思い、寝ていても夜中に起きて過食をするという行動も見られることがあります。

 

遅い時間に過食してしまうことによって、朝は食欲がないことも多いです。

夜食症候群の改善方法は、抗うつ薬などの薬

夜食症候群の改善方法は、抗うつ薬などの薬です。食生活の状態を細かく把握することやストレスの原因を見つけることも大事です。

 

摂食欲求がどのようなストレスによって強くなっているのかということを探り、ストレスに対しての受け止め方を変え、ストレスをできるだけ無くすことが改善につながるのです。

 

改善のためには、夕食後や夜中にたくさん食べることは普通の状態ではないとことに気が付くことが1番大事です。食べたくなった時にどのように対処するのかを考え、改善につなげるのです。

夜食症候群は精神的な病気や生活習慣病につながる

夜食症候群は、うつ病や不眠症などの精神的な病気につながる可能性もあります。さらに、たくさん食べることによって気付かない間に肥満や糖尿病などの生活習慣病を発症してしまう可能性もあります。

 

夜中になると食べたい衝動に耐えることができない場合、自分の食事の時間や量を自分自身で把握し、病院に相談に行くことが大事です。

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