公開日:2022年 7月23日
更新日:2022年 8月 4日
本日は乳児脂漏性湿疹について解説させていただきます。
☆本記事の内容
銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。
このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。
乳児脂漏性湿疹の原因は、皮脂の分泌が盛んになることです。皮脂の分泌が盛んになる要因は、母親から受け継いだホルモンであると考えられています。
他にも、皮膚に常に存在するマラセチアという真菌も原因と大きく関係していると考えられています。アレルギーや生活環境は、発症とは特に関係ありません。
乳児脂漏性湿疹の症状は、皮膚が赤くなったりカサカサしたり、黄色みのある厚いかさぶたができたりすることです。
症状は、頭や顔などの皮脂の分泌が多い部分や脇の下や股など擦れることの多い部分に現れます。
症状が悪くなっていくとかゆみも現れます。
多くの場合、乳児脂漏性湿疹は自然に改善します。そのため、保湿剤を使って様子を見ることも多くあります。
しかし、症状が悪くなると、強いかゆみが現れ、掻くことでより悪くなることもあります。そのため、症状を悪くしないために弱めのステロイド外用薬を使って改善に取り組むことも多いです。
乳幼児脂漏性湿疹は、珍しい病気ではなく、すぐに改善することが多いです。そのため、過剰に心配をする必要はありません。
改善のために特別なことを行う必要もなく、毎日シャンプーをして清潔にして保湿を行いましょう。症状が悪化している場合は、病院で薬をもらって塗ることで改善します。
しかし、赤みを帯びた湿疹が見られたり範囲が広かったりする場合、乳幼児脂漏性湿疹ではなく、他の皮膚の病気である可能性もあります。そのため、できるだけ早めに病院に行くことが大事です。
・血海
・陰陵泉
・風市
血海は、血の働きが悪くなったときに刺激することで高い効果が期待できると言われています。 月経不順や月経痛、閉経、崩漏、股関節痛などに使われるツボです。
他にも、皮膚の湿疹や全身の痒み、皮膚の炎症などにも効果を発揮するとされており、乳児脂漏性湿疹にも効果が期待できます。
陰陵泉は、腰や膝、足の症状を和らげるときに使われるツボです。さらに、体の中の余分な水分を外に出す働きがあるため、膝の痛みや疲れや冷え性などにも効果的です。
水分を外に出すという働きは湿の処理を行うこととつながるため、乳児脂漏性湿疹の改善にも役立つと言われています。
風市は、膝や太ももの横の痛みや炎症に効果を発揮するツボです。痒みを和らげる効果もあると言われているため、乳児脂漏性湿疹に効果が期待できます。
痛みやだるさが足全体に広がっている時にも刺激することがおすすめのツボで、足痩せしたい時にも刺激することがすすめられているツボです。
血海は、ひざのお皿の上の内側角に薬指をおいて指幅3本そろえた時、人さし指があたる場所にあります。
乳児に対しては、軽く揉むようにすると良いでしょう。ツボを押す時には、手順や回数よりも、乳児が気持ちよさそうにしていることが大事です。
陰陵泉は、膝の内側で太い骨の真下にあります。
軽く押した時、痛みがある場合は体の中に余分な水分が溜まっています。いきなり押した場合は、痛みを感じることも多いため、親指が軽く食い込むくらいの強さで押しましょう。
風市の場所は、太腿の外側の中央です。
軽く揉みましょう。赤ちゃんが嫌がったときには途中で止めても問題ありません。機嫌がよい時に押す側もリラックスして押すことをおすすめします。
11時から21時
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11時~21時迄 | ◯ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
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