公開日:2021年 8月 5日
更新日:2021年 8月21日
本日は脊椎過敏症について解説させていただきます。
本記事の内容
銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。
このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。
脊椎過敏症の原因はいまだに明らかになっていないことも多いです。現在考えられている原因としては、自律神経の失調などの精神的や肉体的なストレスです。
発症しやすい年齢が20代のであることなどから心因性の要因が関係していると考えられています。
臨床的な特徴では、棘突起についている筋や腱、靱帯などの張力が大きく関係していると考えられています。
脊椎過敏症の症状は、脊椎に沿って圧痛や叩打痛が起こることです。さらに、自律神経が不安定な状態になります。
背骨に痛みを感じ、背骨を触ったときに棘突起を指で押すと強い痛みが現れます。しかし脊椎過敏症では、病院に行き脊椎や靱帯、脊髄などを調べても特に異常は見つかりません。
脊椎過敏症の多くは、特別な改善方法は必要ないとされています。痛みの原因がストレスにあると考えられているため、改善にはストレスをとることが必要であると言われています。
筋肉や精神を安定させるために薬を使うこともあります。
一般的には、背中に痛みがあり病院で調べても特に異常が見つからない場合、脊椎過敏症であると判断されます。
脊椎過敏症はストレスがなくなっただけで症状が安定することもあると言われています。環境のストレスだけでなく、1度痛みを感じるとまた当たったら痛いと思ってしまうこと自体がストレスとなって悪循環を繰り返すこともあります。
そのため、改善のためには当たっても痛くないと思えるようにすることも必要です。
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